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フレッツ光転用って大変?光コラボのメリットと転用の怖い注意点
フレッツ光は、NTT東日本、NTT西日本が提供する光回線で最もメジャーなサービスです。
Bフレッツ光で光サービスのシェアを一気に拡大しましたが、現在ではフレッツ光の設備をそのまま利用した『光コラボ』が主流だと言えるでしょう。
光コラボは、フレッツ光を利用していれば、工事不要で、簡単な手続きだけで利用可能となるので利用者の増加が止まりません。
しかし、簡単だという理由で気軽の乗り換えてしまうと、思わぬ費用がかかってしまったり、面倒なトラブルが起きてしまったりすることがあります。
このページでは、光コラボの正しい乗り換え方法と注意点について詳しく解説しました。
【保存版】正しい光コラボの申し込み方法&お得な光コラボ事業者ガイド
フレッツユーザーの手続きは『転用』でOK
一般的にインターネットの乗り換えは、既存サービス解約⇒新サービス申し込みが普通でした。
そのため、乗り換えを行うと面倒な工事や、解約金などの負担が出てしまい、
『乗り換えたいけど乗り換えれない…』
といった問題が多かったようです。
しかし、光コラボはプロバダなどが、フレッツ光の設備をNTTからレンタルをして独自の光サービスを提供しています。
つまりNTTのフレッツ光を利用していれば、使っている機器やケーブルをそのまま光コラボで利用できるため非常に乗り換えが簡単です。
これを可能にした手続き方法を『転用』と言います。
フレッツ光の転用には『転用承諾番号』が必要
フレッツ光ユーザーが簡単に光コラボに乗り換えできる転用ですが、2つ手順があります。
転用の手順についてみていきましょう。
ステップ1:NTTへ連絡して『転用承諾番号』を取得する
フレッツ光を転用するには、『転用承諾番号』が必要となります。
転用承諾番号とは、転用の手続きをする際にNTTから発行されるIDのようなものです。
取得するにはNTTに直接電話をして『転用承諾番号を取得したい』と口頭で伝えると窓口の担当が教えてくれます。
その際、必要となるユーザー情報は以下の通りです。
- お客様ID
(NTT東日本・NTT西日本からフレッツ光契約の際に発行される「CAF」または「COP」から始まる番号) - 光電話の電話番号
(電話がない方は不要) - フレッツ光の契約者名
(フレッツ光を契約した際の名義) - フレッツ光の利用場所の住所
(フレッツ光契約の際にNTT東日本・NTT西日本に登録した住所)
また、WEB上からも転用承諾番号の取得は可能なため、週末など比較的混雑しそうなタイミングであればWEBで手続きするとスムーズでしょう。
専用ページの案内に沿って、必要事項を記入していけば簡単に取得できます。
- NTT東日本エリアの方
0120-140-202
(受付時間:9時~17時 土日・休日も受付)
⇒NTT東日本WEBからはコチラ
- NTT西日本エリアの方
0120-553-104
(受付時間:9時~17時 土日・休日も受付)
⇒NTT西日本WEBからはコチラ
ステップ2:転用承諾番号取得後、乗り換え先の事業者に申告
転用承諾番号を無事取得できたら、あとは事業者に申告です。
この申告がそのまま転用での申し込みだと言えるでしょう。
手続き自体はこれで完了で、非常に簡単です。
ただ、転用承諾番号は取得後、15日間の有効期限が設けられています。
有効期限が切れてしまうと、もう一度番号を取得しなければないため、取得後はなるべく早めに手続きをしましょう。
また、契約する事業者によっては、有効期限ギリギリの転用承諾番号では、手続きが間に合わないという理由で断わられてしまうことがあります。
いずれにしても、手続きは早めに済ませておきましょう。
フレッツ光転用でかかる費用
転用はフレッツ光をそのまま利用するため、基本的に初期工事費などは発生しません。
そのため、発生する初期費用は、申し込み先である事業者に支払う事務手数料のみです。
事務手数料は事業者によって金額が異なりますが、平均3,000円前後で済みます。
また、転用したその月の月額料金は日割り計算されるため、いつ解約をしても損をすることはありません。
転用によって利用中のプロバイダを解約する場合は、プロバイダ側の解約金が発生することがありますので、前もって確認しておくようにしましょう。
光コラボ提供エリア
光コラボの提供はエリア、基本的にNTTのフレッツ光が利用できるエリアは提供可能です。
フレッツ光の設備をそのまま利用するため、フレッツ光が利用できているエリアであれば、どんな光コラボを利用しても問題はないでしょう。
しかし、集合住宅などで利用可能なサービスが限定されている場合は難しいこともあります。
フレッツ光から転用して光コラボを利用するメリット
転用は乗り換えの手続きとしては非常に簡単で、フレッツ光の設備をそのまま使うため、工事もなく非常に便利なシステムです。
ただ、それでも少なからず手間はかかるため、
『わざわざ手続きしてまでやる必要はあるの?』
と疑問を持つ人もいるはずです。
実は、フレッツ光から光コラボに転用することによって大きなメリットが存在します。
その最大の魅力は、フレッツ光より料金が安くなることです。
フレッツ光は回線事業者のNTTと、プロバイダの2社に料金を支払う必要がありました。
そのため、合計すると月額料金は平均6,000円前後かかります。
一方、光コラボは、プロバイダと回線事業者がセットです。
支払い先もすべて1社にまとまります。
その結果、毎月1,000円前後も月額料金がを安く利用することが可能です。
また、ドコモ光やソフトバンク光など大手携帯キャリアが提供する光コラボでは、携帯とインターネット回線をまとめることでセット割が適用されます。
家族で携帯キャリアを揃えて利用することによって、家庭全体の通信費を節約できることもあるわけです。
スマホとのセット割も光コラボの人気がある理由の1つでしょう。
プロバイダと回線事業者の違いって何?光コラボが選ばれる理由とは?
光コラボはどこが良い?おすすめ光コラボ紹介
現在、光コラボ提供している事業者は数百社あります。
転用で簡単に乗り換えられるとはいえ、それだけの事業者があるとなかなか選べません。
基本的に、フレッツ光で利用中のプロバイダが光コラボに対応しているのであれば、そのまま転用するのが1番スムーズです。
しかし、『せっかく変えるならキャンペーンでお得にスタートしたい!』という人もいるでしょう。
ただ、転用の場合、新規申し込みとは違い、キャッシュバックなどのキャンペーンを行っている窓口はかなり少ないです。
ここでは、転用でもキャッシュバックなどがある、人気の高いオススメのサービスと窓口を紹介します。
【利用者数No.1】 docomoユーザーはドコモ光
NTTドコモとNTT東日本、NTT西日本は、同じNTTグループです。
しかしまったくの別会社なため、ドコモからもNTT回線を利用した光コラボの提供が実現しました。
また、光コラボは通常プロバイダと回線事業者が一体型になったサービスですが、ドコモ光は20社ほどのプロバイダから選ぶことができるのです。
ドコモユーザーが、ドコモ光を契約した場合、2種類の割引を受けられます。
1つは、携帯・スマホのデータ通信プランがプランによって最大1,100円割引される『ドコモ光セット割』です。
2つめは、4年以上ドコモ端末を利用している方が対象となる『ずっとドコモ割プラス』です。
これは、ドコモ携帯・スマホの利用年数と利用プランによって割引額が変わる特徴をもっています。
利用年数が長く、データプランも大容量のプランを利用していた場合、割引額も大きくなる仕組みです。
ドコモ光は、プロバイダを選択できるシステムですが、プロバイダによる回線の品質に違いはありません。
もっとも大きく違う点は、プロバイダが行っているキャンペーン内容です。
転用ではあまり豪華なキャンペーンは期待できませんが、そんな中でも、人気を誇っているのが GMOとくとくBB でしょう。
GMOとくとくBBはWEB申込み限定で、新規・転用のどちらの申し込みでも最大35,000円をキャッシュバックしています。
キャッシュバックの金額は、ひかりTVやDAZNなどのサービスを同時契約することで、増額されていく仕組みです。
オプションにまったく加入しない場合は、つまりドコモ光のネット回線のみ契約した場合でも、GMOとくとくBBであれば10,000円を受け取れます。
転用だとキャッシュバックを実施していないプロバイダがほとんどなので、もしもドコモ光の申し込みをしたいという人は、GMOとくとくBBから申し込みをするのが良いでしょう。
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【セット割はもちろん】速度も評判のソフトバンク光
ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供する光コラボです。
最も有名なサービスとしては『おうち割 光セット』でしょう。
ソフトバンク携帯・スマホとのセット割引です。
ソフトバンク携帯・スマホで契約するデータ通信プラン(パケット通信プラン)が毎月割引されるため、ソフトバンクユーザーにとってはうれしいでしょう。
割引額は、データ通信プランの容量によって変わりますが、端末1台あたり最大1,100円の割引が適用されます。
しかも、ソフトバンク光と同じ住所で契約している端末であれば、最大10台まで割引は可能です。
また、ソフトバンク光は、RBB SPEED AWARD(年1回、速い回線に贈られる賞)において、2015年と2016年の2年連続受賞の実績を持っています。
光コラボの最大通信速度は一律1Gbpsですが、速度の実測値では数ある光コラボの中で非常に高い評価を受けているのです。
ソフトバンク光を転用で申し込む場合、公式ページより代理店から手続きをおこなうようにしてください。
ソフバンク光公式ページでは、転用の場合キャッシュバックなどをほとんど行っていません。
一方、代理店では新規申し込みはもちろん、転用でもキャッシュバックを行っている窓口があります。
ドコモ光と同様、ソフトバンク光も転用での申し込みだと、キャッシュバックなどのキャンペーンをしていない窓口が多いです。
その中でも、ソフトバンク光の 代理店STORY では、転用でも最大19,000円のキャッシュバックを実施しています。
しかも、この金額を受け取るための条件は一切なく、ソフトバンク光のネット回線を契約すれば誰でも受け取ることが可能です。
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【auスマートバリュー】ビックローブ光
auユーザーは携帯・スマホのセット割引である『auスマートバリュー』を利用するには、KDDIが独自に提供するauひかりを契約する必要がありました。
しかし、auひかりは提供エリアが狭く、スマートバリューが使いたくても使えない人も多くいます。
そんな中、ビックローブ光はauスマートバリューが適用される貴重は光コラボのひとつです。
ビッグローブ光は光コラボなので、フレッツ光の設備が使われています。
しかし、プロバイダであるビッグローブはau携帯・スマホを提供しているKDDIグループのプロバイダです。
そのため、今までフレッツ光しか利用できないエリアのauユーザーでも、ビッグローブ光に乗り換えることでスマホセット割が可能となりました。
スマートバリューの適用でau携帯・スマホが1台あたり最大1,100円の割引が受けられます。
フレッツ光しか利用できないエリアのauユーザーには大きな変化だったと言えます。
auユーザーには非常にお得度の高いビックローブ光ですが、申し込み窓口が複数あるため迷ってしまいがちです。
その中でも代理店のNNコミュニケーションズでは、転用でもキャッシュバックキャンペーンを行っているお得な窓口なのでオススメできます。
転用でのキャッシュバック金額は10,000円で、最短で転用した2ヶ月後に満額が振り込まれる仕組みです
もちろんNNコミュニケーションズから申し込みをしても、auスマートバリューが適用されるので、auユーザーには非常にオススメの転用先となるでしょう。
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光コラボの勧誘には要注意
光コラボの契約において、電話や訪問での契約は1番注意が必要です。
基本的に、プロバイダや回線事業者が直接営業や販売を行うことはありません。
電話や訪問で勧誘してくるのは、営業を専門とする別会社です。
光コラボは、フレッツ光ユーザーではあれば転用で簡単に乗り換え可能で、月額料金もフレッツ光より安いため非常にオススメしやすいのでしょう。
『自宅の環境は変わらず、毎月やすくなるだけです』
というのは、光コラボの営業でよく使われるセールストークのひとつです。
目先の料金だけで転用してしまうと、あとで面倒なトラブルに巻き込まれてしまう可能性がありますので注意してください。
■光コラボ営業での失敗例
- プロバイダが勝手に変わってしまった
- オプションサービスの加入が条件だったせいで、月額料金が高くなった
- キャンペーンの特典が案内された金額と全然違っていた
たしかに転用は非常に簡単にネット回線を乗り換えができる方法です。
しかし、手続きが簡単なだけであり、インターネットの契約が変わってしまうことに違いはありません。
転用先は、本当にメリットがあるものか、自分でしっかり確認して選ぶようにしてください。
光電話の転用には注意!電話番号が消える可能性も…
フレッツ光ユーザーには、固定電話を光電話で利用中の方も多いでしょう。
そのため、光コラボに転用する際、インターネットと一緒にそのまま光電話の番号を移したいという人も多いです。
しかし、光電話の番号をそのまま引継いで利用するには条件があります。
それは、電話番号をもともとNTTのアナログ電話で取得したかどうかです。
どのように発番したか | 乗り換え後の引継ぎ |
---|---|
NTTアナログ電話で電話番号取得 | 〇 |
フレッツ光で電話番号取得 | × |
もともと、電話番号をNTTアナログ電話で取得した電話番号は問題ありませんが、フレッツ光で取得した電話番号は継続して使えません。
光コラボでも光電話を希望する場合は、新しく電話番号を変える必要がでてしまいます。
また、無事に電話番号を引継げた場合でも、次回、他の光コラボなどに切り換える際は、一旦、元のNTTアナログ電話に戻さなければ電話番号は消えてしまいます。
光電話も転用を考えている場合は、将来的な部分も踏まえて検討する必要があるでしょう。