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auひかりとJ:COMのサービスを徹底比較!乗り換え方法も解説しました
ケーブルテレビサービスで有名なJCOMでは、ケーブルTV回線を使ったインターネットサービスも提供しています。
JCOMの運営元はKDDIの連結子会社のため、auのスマホとのセット割引『auスマートバリュー』が利用できるため、auひかりに代わる固定ネット回線として気になっている方もいるのではないでしょうか。
しかし、ケーブルTV回線のJCOMと光回線のauひかりでは、料金や速度、サービス面で大きな違いがあるので注意が必要です。
当記事では、auひかりとJCOMの月額料金、速度、提供エリア、auスマートバリューを比較し、違いを解説しています。
また、JCOMからauひかりへ乗り換える方法と注意点も解説しているので、auひかりに興味があるJCOMユーザーの方もぜひご覧ください。
auひかりとJCOMの月額料金の比較
まずは、auひかりとJCOMの月額料金を比較してみましょう。
auひかりの速度は最大1Gbpsが基本で、一部の集合住宅のみ最大100Mbpsです。
一方、JCOMは速度1Mbps~1Gbs(1,000Mbps)まで、6つのプランが用意されています。
JCOMの方が選択肢が多く便利に思えますが、auひかりと比べて低速なのに月額料金が高いためコスパは悪いです。
速度 | auひかり | JCOM |
---|---|---|
12Mbps | - | 3,160円 |
40Mbps | - | 4,160円 |
100Mbps | 4,180円~4,510円(※) | - |
120Mbps | - | 5,680円 |
320Mbps | - | 6,180円 |
664Mbps | 4,180円~4,510円 | - |
1Gbps |
戸建て:5,390円~5,610円 |
戸建て:6,680円 |
※マンションタイプV(お得プラン)の場合
【結論】JCOMよりもauひかりのほうがコスパが良い!
先に結論を言ってしまえば、JCOMよりもauひかりのほうがコスパが良いと言えるでしょう。
月額料金だけを見ると、JCOMのほうが安いことがありますが、最高速度などサービス内容も加味すると、総合的にはauひかりのほうがオススメです。
また、キャッシュバックで解約にかかる費用を相殺できるで詳しくは解説していますが、auひかりは申し込み時に高額なキャッシュバックなどの豪華特典を実施しています。
他社回線からの乗り換えを検討している人は、ぜひとも参考にしてください。
では、具体的にJCOMとauひかりの違いを見ていきましょう。
JCOMの12Mbpsと40MbpsはADSLよりもコスパが悪い
JCOMの月額料金の中でも、最も遅い12Mbpsと40Mbpsは特にコスパが悪いプランだと言えるでしょう。
最大12Mbpsと40Mbpsというのは光回線より前に登場したADSL回線の最大50Mbpsよりも遅い速度です。
2020年現在の一般的なADSL回線の月額料金大体2,000円ぐらいですが、JCOMの12Mbpsと40Mbpsプランは月額3,160円と月額4,160円もします。
純粋に月額料金だけで比較すると他のプランやauひかりよりも安く見えますが、速度込みで考えると割高です。
JCOMの120Mbpsプランよりauひかりの100Mbpsの方がコスパがいい
auひかりのマンションタイプの場合は最大1Gbpsではなく、100Mbpsになるケースがあります。
この最大速度は、マンションに導入されている設備によって決まるため、ユーザーが選択することはできません。
しかし、auひかりの最大100Mbpsのプランの月額料金は4,180円~4,510円と、速度が遅い分だけかなり安くなっています。
一方、JCOMの最大120Mbpsプランの月額料金は5,680円です。
最大速度はたった20Mbpsしか違いませんが、料金は月額1,500円以上も差があるため割高感があるのは否めません。
また、auひかりのマンション向け1Gbpsプランは高くても4,510円で利用可能なため、コスパを考えるならauひかりの方がお得と言えるでしょう。
1Gbpsプランもauひかりがお得
現在、新規で光回線を契約するなら、最大速度1Gbps(1,000Mbps)のプランが一般的です。
一部の光回線では5Gbpsや10Gbpsのプランの提供されていますが、まだまだ対応エリアが狭く、限られた都市部でしか導入できません。
そのため。いまのところは光回線の一般的な速度は最大1Gbps(1,000Mbps)と考えていいでしょう。
最大1Gbpsのプランにおいても、JCOMよりauひかりの方が安く利用できます。
auひかりは高くても月額5,610円で利用できるのに対して、JCOMは月額6,680円もかかります。
月額1,580円も違うということは、1年使えば18,960円もネット代に差がつくことになりますね。
しかも実は、JCOMの1Gbpsプランはauひかりの回線を借りて提供しています。
auひかりよりも回線品質がいいなどのメリットもありません。
同じ最大1Gbpsの速度のプランを使うなら、auひかりの方が圧倒的にお得です。
auひかりとJCOMのエリア比較
実は、JCOMの1Gbpsプランは提供エリアが限られているという欠点もあります。
JCOMの1Gbpsプランの回線はauひかりの回線を借りていると前述しましたが、そのauひかりの提供エリア内であってもJCOMの1Gbpsプランの方は利用できないエリアも少なくありません。
2020年5月現在、JCOMの1Gbpsプランが使えるのは以下の地域だけです。
北海道、仙台市、関東、関西、下関市、九州
※一部地域
詳しい提供エリアはJCOM公式サイトで確認できるので、1Gbpsプランを利用したい方は1度チェックしてみてください。
上記の提供エリア以外の場所に住んでいる方は、JCOMでは最大320Mbps以下のプランしか契約できませんので注意が必要です。
一方、auひかりは別記事「 auひかりエリア検索方法を解説!使えない地域とエリア外の対処方法」で解説しているように、多くの地域で1Gbpsの利用ができます。
auひかりのエリア検索は、auひかりの公式ホームページで行えます。
都道府県 | |
---|---|
ホーム | 北海道、青森、岩手、秋田、宮城、福島、 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、 山梨、新潟、福井、石川、富山、福井、 広島、岡山、山口、島根、鳥取、 高知、愛媛、香川、徳島、福岡、佐賀、 長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 |
マンション | 北海道、青森、岩手、秋田、宮城、福島、 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、 山梨、新潟、静岡、愛知、岐阜、三重、 大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、福井、和歌山、 石川、富山、福井、広島、岡山、山口、島根、鳥取、 高知、愛媛、香川、徳島、福岡、佐賀、 長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島 |
最大1Gbpsのネット回線を使いたいなら、JCOMではなく、auひかりを含め他の回線を検討する必要がありそうです。
auひかりとJCOMでauスマートバリューに違いはある?
JCOMもauひかりも、auの携帯・スマホとのセット割引サービス『auスマートバリュー』が利用できます。
現在、JCOMとauのスマホの両方を契約している方にとって気になるのが、「JCOMからauひかりに乗り換えてauスマートバリューの内容は変わるの?」というて点でしょう。
そこで、JCOMとauひかりのauスマートバリューに違いがあるのか比較してみました。
JCOMとauひかりの割引額は同じ
auスマートバリューの割引額は、セット契約している光回線がauひかりでもJCOMでも変わりません。
割引額はau携帯・スマホのプランによって変わります。
データプラン | 割引額 |
---|---|
auデータMAXプラン (PRO/Netflixパック) auフラットプラン (25・20N・7プラスN) |
1,100円 |
新auピタットプランN | ~1GB:対象外 1~7GB:550円 |
auピタットプランN(s) | ~2GB:550円 2~20GB:1,100円 |
2019年以降に始まったプランなら、月額500円または月額1,000円割引を受けられます。
また、auスマートバリューはauひかりの契約者だけではなく、その家族のau携帯・スマホにも適用可能です。
光回線1契約につき最大10台のスマホの割引が受けられるので、家族にau携帯・スマホユーザーが多いご家庭ほどお得になります。
このあたりの仕組みもauひかりとJCOMで違いはありません。
auスマートバリューの適用条件は少し違う
auスマートバリューの割引を適用する条件は、auひかりとJCOMで少し違います。
条件 | auひかり | JCOM |
---|---|---|
ネット | 必須 | いずれか2つを契約 |
固定電話 | 必須 | |
テレビサービス | 不要 |
auひかりの方の適用条件は『auひかり+auひかり電話』の両方を契約することです。
ネット回線の契約だけではauスマートバリューは適用できないため、適用したい方はauひかり電話も忘れずに契約する必要があります。
なお、auひかりは、ネット回線を契約せずにauひかり電話やテレビサービスだけを契約することはできません。
一方、JCOMは『ネット』『固定電話』『テレビサービス』のうち、どれか2つを契約することがauスマートバリューの適用条件です。
auひかりとは違い、JCOMはネットを契約しなくても固定電話やテレビサービスを契約できます。
そのためJCOMでは「ネット回線が必要ないな…」という方でもauスマートバリューが利用可能です。
ただし、固定電話サービスの料金を比較すると、auひかり電話が月額550円なのに対し、JCOMの固定電話サービスは月額932円ですので注意しましょう。
auひかり | JCOM | |
---|---|---|
月額料金 | 550円 | 932円(※) |
※ネットまたはテレビサービスと併用時。単体契約時は月額1,330円。
既に解説した通り、ネット回線自体の月額料金もauひかりの方が割安です。
そのため、テレビサービスを使わず、ネット回線を利用する方はauひかりでauスマートバリューを適用した方がコスパが良いと言えます。
auひかりとJCOMのテレビサービスの比較
auひかりとJCOMのテレビサービスも比べてみましょう。
auひかりもJCOMも、視聴可能なチャンネル数やジャンルが違う複数のコースを用意しています。
まずは、それぞれのテレビサービスの標準的なコースを、戸建て向けの最大1Gbpsのネット回線とセットで契約する場合の月額料金を比較しました。
auひかり |
JCOM |
|
---|---|---|
チャンネル数 | 42ch | 36ch |
月額料金 | 1,980円 | 7,580円(※) |
機器利用料 | 500円 | 800円 |
ネット | 5,390円~5,610円 | - |
合計 | 7,380円~7,580円 | 8,380円 |
※最大1Gbpsのネット回線の月額料金も含む
上記の通り、『ネット+テレビサービスの標準コース』の組み合わせだと、auひかりの『ネット+プラチナセレクトコース』の方が視聴できるチャンネル数が多く、月額料金も安くなります。
テレビサービスのコース比較
JCOMのテレビサービスには、先の36chの『セレクト』コース以外によりチャンネル数の多い2種類のコースがあります。
■JCOMのテレビサービスのコース
- 99ch以上視聴可能な『スタンダードプラス』(月額6,522円)
- 88ch以上視聴可能な『スタンダード』(月額5,522円)
『セレクト』コースと違い、上記のコースは単体でも契約可能です。
「料金が高くても色々な番組を見たい」という方は、88以上のチャンネルが見られるコースもあるJCOMのテレビサービスの方が満足できるでしょう。
一方、auひかりではプラチナセレクト以外に、下記のコースが提供されています。
■auひかりのテレビサービスのコース
- 音楽系番組4ch視聴可能な『ミュージックセレクトパック』(月額634円)
- 決まったジャンルの番組5~10chを視聴できる『セレクトパック』(月額1,480円)
- 好きな番組1ch追加できる『プレミアムチャンネル』(月額1,000円~)
セレクトパックのジャンルは『ムービー・アニメ・スポーツ・ドラマ・エンタメ・ライフ』の6種類から選べます。
「特定のジャンルの番組だけ見たい!」という方は、auひかりのテレビサービスの方がコスパが良いです。
JCOMからauひかりへ乗り換え方法
JCOMユーザーの方の中には「通信費節約のために、auひかりに乗り換えようかな…」と考えている方もいるかもしれません。
利用するサービスや環境にもよりますが、確かにJCOMからauひかりに乗り換えた方がコスパよくなる可能性が高いです。
そこで、JCOMからauひかりに乗り換える方法を解説します。
ホームタイプの場合の乗り換え方法
ホーム(戸建て)タイプを契約中の方が、auひかりに乗り換える大体の流れは次の通りです。
■ホームタイプの乗り換え手順
- auひかりの提供エリア内かどうか調べる
- auひかりを申し込む
- 工事日を決める
- 『ご利用開始のご案内』と宅内機器が届く
- auひかりの開通工事を行う
- 宅内機器を接続する
- JCOMの解約手続きをする
【1】auひかりの提供エリア内かどうか調べる
まずは、お住いの住所でauひかりが利用可能かどうか調べましょう。
auひかりの提供エリアは公式サイトの『提供エリアの検索』からチェックできます。
上記のページで自宅の住所を入力・選択していき、結果画面で『お申し込み受付中』と表示されていればauひかりは利用可能です。
【2】auひかりに申し込む
提供エリア内と確認できたら、auひかりに新規申し込みしましょう。
auひかりは、主に次の3種類の窓口から申し込み可能です。
■auひかりの新規申し込み窓口の種類
- auひかり公式サイト
- auひかり提携プロバイダ
- auひかりやプロバイダの代理店
どの窓口から申し込んでも、基本的な回線速度や品質に差はありません。
ただし、窓口によってはキャッシュバックなど独自のキャンペーンを行っています。
契約する窓口次第では、auひかりの契約で30,000円~40,000円のキャッシュバックがもらえるので、「auひかりのキャンペーンまとめ」を参考に、少しでもお得な窓口を選びましょう。
【3】工事日を決める
申し込みが受理された後、KDDIから電話がきて、開通工事を行う日を調整します。
申し込みから工事までは通常、申し込みから数週間から1ヶ月ほどです。
引越しシーズンだと1ヶ月以上待たないといけないこともあるので、乗り換えが決まったら早めに申し込みましょう。
【4】『ご利用開始のご案内』と宅内機器が届く
工事日が決まったら、KDDIから『ご利用開始のご案内』という重要書類と宅内機器が届きます。
また、利用するプロバイダによっては、別途プロバイダの契約書類が届くこともあります。
KDDIの『ご利用開始のご案内』やプロバイダの契約書類は、後々、プランの変更や解約手続きなどにも必要になることがあるので、大切に保管しておきましょう。
【5】auひかりの開通工事を行う
auひかりの戸建て向け開通工事では、大体下記のような流れで行われます。
■auひかりホームタイプの開通工事の流れ
- 近くの電柱から建物の壁面まで光ファイバーを引き込む
- 建物の壁に引き留め用の金具を取り付け、光ファイバーを固定
- 金具で固定しながら引き込み口付近まで光ファイバーを引く
- 引き込み口(通気口・エアコンのダクトなど)から宅内に光ファイバーを引き込む
- 引き込み口付近に設置した光コンセントにONUを接続する
※詳しくは「auひかりの開通工事を詳しく解説!」で解説していますので参考にしてください。
auひかりの開通工事は2時間ほどで終わります。
工事には立ち合いが必要なので、当日は自宅にいるようにしましょう。
なお、ホームタイプの開通工事では、自宅の外壁に光ファイバーを固定する金具設置のために壁面への穴あけが必要になります。
賃貸物件に住んでいる場合は、事前に大家または管理会社に許可を取っておきましょう。
【6】宅内機器を接続する
工事が完了したら、ONUやホームゲートウェイなどの宅内機器を自分で接続・設定します。
接続・設定方法は同梱の説明書やauひかりのホームページ に記載されています。
どうしても自分で設定できない場合は、プロバイダの設定サポートサービスを利用するという手もありますよ。
【7】JCOMの解約手続きを行う
続いて、JCOMの解約手続きを行います。
JCOMの解約手続きは、下記のJCOMカスタマーセンターの電話でのみです。
■JCOMカスタマーセンター
0120-914-000
(受付時間:9時~18時)
※発信番号を非通知にしている場合は0120の前に「186」を付ける
なお、カスタマーセンターの受付時間外の時は、公式WEBサイトの解約専用窓口の「WEBから相談」ボタンから連絡希望日と時間を申請しておくことが可能です。
希望した時間帯に担当者より折り返しの電話が来るため便利だと言えるでしょう。
解約手続きでは、解約にかかる費用が説明された後、撤去工事日の調整を行います。
工事希望日の日程が近すぎると受け付けてもらえないこともあるので注意してください。
解約したい日の大体1ヶ月以上前までには連絡をしましょう。
また、撤去工事には立ち合いが必要になるので、自宅に居られる日を指定する必要があります。
解約手続き時に指定した撤去工事日に、撤去工事と機器の回収が行われますが、工事は立ち合いが必須です。
マンションタイプの場合の乗り換え方法
JCOMでマンション(集合住宅)タイプを契約中の方が、auひかりに乗り換える大体の流れは次の通りです。
■マンションタイプの乗り換え手順
- auひかりの提供エリア内かどうか調べる
- auひかりを申し込む
- 工事日を決める
- 『ご利用開始のご案内』と宅内機器が届く
- 【必要な場合】auひかりの開通工事を行う
- 宅内機器を接続する
- JCOMの解約手続きをする
【1】auひかりの提供エリアと利用可能なプランをチェックする
まずは、お住いのマンションでauひかりが利用可能かどうかと、契約可能なプランをチェックしましょう。
auひかりでは、マンションに導入されている設備によって利用可能なプランが変わります。
プランごとに最大速度や月額料金が違うので、しっかり確認しておきましょう。
auひかりの提供エリアおよび利用可能なプランは、公式サイトからチェックできます。
上記のページを下にスクロールし、『提供エリアを調べる』のところで自宅の郵便番号を入力した上で、『提供タイプと料金プランの確認』ボタンを押します。
その後は、お住いのマンションの住所を入力・選択していき、最後にマンション名を選択すれば、利用可能なプランを確認できます。
なお、下記の場合は、お住いのマンションでauひかりは利用できません。
■お住いのマンションでauひかりが利用できないケース
- 住所入力後に『お客様の地域では提供可能なマンションがありません』と表示される
- 提供可能なマンション一覧の中にお住いのマンション名がない
【2】auひかりに申し込む
マンションの場合もauひかりの申し込みは、下記の窓口から行います。
■auひかりの新規申し込み窓口の種類
- auひかり公式サイト
- auひかり提携プロバイダ
- auひかりやプロバイダの代理店
窓口によってキャンペーン特典が違う点も戸建てと同じです。
お得に契約したい方は、申し込み窓口選びもしっかり行いましょう。
【3】工事日を決める
申し込みが受理された後、KDDIから電話で連絡が来て、開通工事が必要かどうかを教えてもらえます。工事が必要かどうかは、お住いのマンションの設備の導入状況に左右されますが、もしも必要な場合は立ち合いが必須です。
申し込み前に開通工事が必要かどうか知りたい場合は、マンションの大家または管理会社に問い合わせてみましょう。
【4】『ご利用開始のご案内』と宅内機器が届く
申し込みが完了した後、KDDIから『ご利用開始のご案内』という重要書類と宅内機器が届きます。
また、利用するプロバイダによっては、別途プロバイダの契約書類も届きます。
KDDIの『ご利用開始のご案内』やプロバイダの契約書類は、契約中や解約時にも必要になることがあるので、大切に保管しておきましょう。
【5】auひかりの開通工事を行う
開通工事を行う場合は、立ち合いが必要になるため当日は予定を空けておきましょう。
auひかりのマンション向け開通工事の内容は、プランやマンションの設備状況によって若干変わりますが、大体2時間ほどで完了するするはずです。
なお、お住いのマンションの設備の状況次第では、立ち合い工事が必要ないケースもあります。
【6】宅内機器を接続する
最後に、ONUやホームゲートウェイなどの宅内機器の接続と設定を自分で行います。
接続・設定方法は同梱の設定ガイドやauひかりのホームページ から確認が可能です。
設定と言ってもそれほど難しいことはしませんが、自分でできるか不安な方は、auひかりやプロバイダの訪問サポートサービスの利用も検討してみましょう。
【7】JCOMの解約手続きを行う
auひかりが利用可能とわかったら、次はJCOMの解約手続きを行います。
解約手続きの窓口や手続き時に立ち合い工事日を調整する点は、戸建てと同じです。
■JCOMカスタマーセンター
0120-914-000
(受付時間:9時~18時)
※発信番号を非通知にしている場合は0120の前に「186」を付ける
※受付時間外は、公式WEBサイトの解約専用窓口の「WEBから相談」ボタンから折り返し電話希望日を指定可能
戸建てと同様に、解約したい日の大体1ヶ月以上前までには解約の連絡をしましょう。
戸建てと違って、マンションの場合は光ファイバーの撤去などの大がかりな工事は必要ないケースもあります。
ただし、その場合でも機器の返却だけは必要なので、当日は自宅に居るようにしましょう。
撤去工事または機器回収が終われば、JCOMの解約手続きは完了です。
JCOMからauひかりに乗り換え時の注意点
ここまで解説した通り、JCOMからauひかりへ乗り換えるのはそれほど難しくはありません。
ただし、乗り換えの際にはいくつか注意点もあるのでチェックしておきましょう。
JCOMの解約時に解約金が発生する可能性がある
JCOMを解約する際、長期契約を結んでいる場合は、更新月以外のタイミングで解約すると解約金が発生します。
解約金の金額は契約プランや縛り期間によって変わりますが、大体3,500円~20,000円ほどになります。
余計な出費を抑えたい場合は、更新月の間に解約しましょう。
解約金や更新月がいつかは、JCOMのユーザー向けサポートサイトで確認できます。
JCOMの解約時に必ず撤去費用がかかる
JCOMを解約する際、機器の撤去費用が発生します。
解約金とは違い、撤去費用は解約のタイミングに関係なく必ず請求されます。
部分解約 | 全解約 | |
---|---|---|
撤去費用 | 4,800円 | 9,800円 |
基本的な撤去費用は、複数サービス契約時にテレビのみ、ネットのみなど一部のサービスのみ解約する場合は4,800円、利用中の全てのサービスを解約する場合は9,800円となっています。
ただし、工事方法などの条件でも変わることがあるので、正確な費用を見積もりたい場合はJCOMのサポートに確認しましょう。
一部のサービスだけ解約すると割高になるケースも
JCOMでは『ネットとテレビ』のように複数サービスを契約すると、常よりも割安のセット料金で利用できるようになっています。
もし、セット契約を利用している方がどちらか片方を解約すると、残ったサービスは単体契約時の料金で継続することになります。
また、テレビサービスの『セレクト』コースは、ネットとセット契約時のみ利用可能なため、ネットを解約すると別のコースに変更することになります。
このため、「ネットだけをauひかりにして、テレビサービスはJCOMを使い続けよう」とネットだけ解約すると、前よりも割高になるケースがあるのでご注意ください。
キャッシュバックで解約にかかる費用を相殺できる
光回線の申し込み窓口では、キャッシュバックキャンペーンを行っているところもたくさんあります。
特にauひかりは比較的高額なキャッシュバックキャンペーンが多いです。
どこで申し込むかによっても変わってきますが、きちんと高額キャッシュバックを行っている窓口を選べば、30,000円~40,000円のキャッシュバックを受け取ることが可能です。
高額なキャッシュバックをもらえれば、JCOMの解約金や撤去費用も相殺でき、実質的な負担なしでauひかりに乗り換えできます。