PS4がラグいのなんで!?3つの原因と5つの対処法を徹底解説しました
![]() |
![]() |
PS4がラグいときの原因と対処法についてまとめました。
オンラインでゲームをしていて、ラグが発生すると自分はもちろんですが、パーティーメンバーなどに迷惑をかけることがあります。
別記事「オンラインゲームのラグ解消法!」でもラグについての対処法についてはまとめていますが、このページではPS4に絞った原因と対処法を解説しました。
なお、PS4のラグを解消するのにもっとも効果的な方法は、使っている光回線を変えることです。
「すぐにでも回線を変えて快適に遊びたい!」
という人は、後述するPS4がラグいときの乗り換え先のトップ3で、PS4のラグを解消するのにうってつけの光回線を紹介していますので、先にチェックしてください。
PS4がラグが起きる主な3つの原因
PS4でラグが起きる原因は、主に3つあります。
■ラグが起きる原因3選
- 原因1:ゲームやサーバー側の問題
- 原因2:インターネットの通信速度が遅い
- 原因3:Ping値が高すぎる
自分で対策が可能なのは、原因2と原因3で、原因1の「ゲームやサーバー側の問題」は、ユーザー側でどうにかできる問題ではありません。
では、それぞれの原因について詳しく確認していきましょう。
原因1:ゲームやサーバー側に問題がある
オンラインゲームで、ラグや回線落ちが起きる原因に、ゲームやサーバー側に問題がある場合があります。
この場合は、自分で対策することはできず、ゲーム側やサーバー側で復旧してくれるのを待つしかありません。

遊んでいるタイトルの障害については、公式Twitterでの確認が早いことが多いです。
もしも障害の公表がされていなくても、同じ状態で悩んでいる人の声がTwitterなどであがっていれば、システム側の問題だとわかります。
急にPS4でラグが発生した場合は、まずはシステム障害を疑うようにしましょう。
原因2:インターネットの通信速度が遅い
PS4でラグが発生する原因で次に考えられるのは、インターネットの通信速度が遅いことです。
多くの光回線は、通常プランで最大速度が1Gbpsですが、これはあくまでも論理値で、実際の通信速度は使っている環境や時間帯によって大きく左右されます。
オンラインゲームは別記事「インターネットで快適な速度の目安はどのくらい?」でも解説しているように、通信速度が30Mbpsあれば充分なのです。
しかし、環境や時間帯によっては、その数字に達さない場合も考えられます。
もしも通信速度が30Mbps以下ならば、ラグが発生した原因だと考えて良いでしょう。
後述するPS4がラグいときの対策方法を5つ紹介を参考にして、通信速度の改善をするようにしてください。
原因3:Ping値が高すぎる
PS4がラグいと感じたときに、通信速度の次に疑わないといけないのがPing値です。
Ping値とは?オンラインゲームで大切なPing値を分かりやすく解説!
Ping値は、「ピング値(ち)」または「ピン値(ち)」と読みます。
簡単に説明すれば、インターネット上でのレスポンスの速度です。

ボールを投げて、それが返ってくるまでの速度を数値化したものと考えるとわかりやすいでしょうか。
「ラグい」というのはレスポンスが遅くて、操作したのに画面への反映が遅れる、つまり「タイムラグがある」ことを指します。
Ping値は、数字が低ければ低いほどに良く、
「通信速度は充分なのにラグい…」
という人は、Ping値が高い可能性がありますので注意しましょう。
PS4がラグいときの対策方法を5つ紹介
では、具体的にPS4がラグいときの対処法について紹介します。
通信速度もPing値も、基本的には同じ対処をすることで改善される可能性が高いです。
もしもこれから紹介する対処法を試してみても、ラグが解消されないようであれば、根本的に契約している回線を見直す必要があります。
対処法は、以下の5つですが、その前に現在の状況を把握するためにも、PS4で速度テストを行うようにしてください。
■ラグの対処法5選!
- PS4のDNS設定の変更
- PS4のMTU値を設定を変更
- PS4などの機器を再起動
- LANケーブルやルーターのスペック
- 回線を乗り換える
では、速度テストの方法から見ていきましょう。
まずはPS4の速度テストで通信速度とPing値を知る
現在、PS4がラグいと感じている人は、どこが改善すればラグがなくなるのか知っておく必要があります。
PS4では、通信速度を計測できる機能がありますが、Ping値がわかりません。
そのため現在PS4でお使いのインターネットでプラウザを開き、スピードテストを行います。
オススメは、「SPEEDTEST」です。
クリックひとつで、ダウンロード、アップロードの通信速度はもちろん、Ping値まで計測してくれます。

目安としては、Ping値は20ms以下、下り(ダウンロード)速度は30以上あれば充分でしょう。
上り(アップロード)速度に関しては、下りの速度より重要ではないので、そこそこ数値が出ていれば問題ありません。
時間帯によっても、数値が変わってきますので、朝、昼、夕、夜など時間をわけて計測して、安定して良い数値が出ているか確認してください。
もしも「夕方だけ、すごくラグい…」という人も、これから紹介する対処方を試してみることで、改善されることがあるので試してみてください。
対処1:PS4のDNS設定の変更
DNSの設定が初期設定のままであれば、変更することで通信速度が向上することがあります。
通信速度があがれば、Ping値も必然的に数字が低くなり、ラグが発生しにくくなるはずです。
DNSがなんであるかは、すこし専門的な話になるので省略しますが、PS4は簡単に変更することができます。
- ネットワークから「インターネット接続設定」を選択
- 「Wi-Fiを使う」か「LANケーブルを使う」を選択
- 「カスタム」を選択し、IPアドレス設定を「自動」にする
- DHCPホスト名は「指定しない」を選択
- DNS設定の「手動」にして、以下の数字を入力
プライマリーDNS『8.8.8.8』
セカンダリーDNS『8.8.4.4』
上記のDNSは、Googleが提供しているもので安心もできます。
ただし、使っている回線などによっては、変更しても速度が変わらない、または遅くなることがあるので、その場合は変更を戻すようにしましょう。
GoogleのDNSの他に、Cloudflareが提供しているDNSも速度に定評があります。
もしも、GoogleのDNSでラグが解消されないようであれば、CloudflareのDNSも試してみてください。
■CloudflareのDNS
- プライマリーDNS:1.1.1.1
- セカンダリーDNS:1.0.0.1
変更したあとは、しっかりと速度とPing値の計測をし直すようにしてください。
対処2:PS4のMTU値を設定を変更
PS4はDNSの他にMTUの数値も変更することができます。
MTUは、一回で送れるデータ量のことで、最大1,500バイトまでです。
PS4はなにも設定しなければ、最大の1,500バイトで設定されています。
しかし実際には使っている回線によって、送れるデータ量の最大値は異なり、1,500以下の回線がほとんどです。
回線 | MTU値 |
---|---|
フレッツ光 | 1454 |
光コラボ | 1454 |
V6プラス通信 | 1460 |
auひかり | 1492 |
NURO光 | 1500 |
例えば、フレッツ光を使っていて、なにも設定せずにPS4を遊んでいると余計な分割作業が行われて、速度低下を招きます。
上記の表で言えば、NURO光以外の光回線を使っている人は、適切なMTU値にPS4を設定し直すようにしましょう。
設定方法は、DNSの設定とほぼ同じです。
- ネットワークから「インターネット接続設定」を選択
- 「Wi-Fiを使う」か「LANケーブルを使う」を選択
- 「カスタム」を選択し、IPアドレス設定を「自動」にする
- DHCPホスト名は「指定しない」を選択
- DNS設定の「自動」または「手動」で設定
- 「MTU設定」を手動で設定
お使いの光回線に合った数字を入力 - 「プロキシサーバー」を使わない
ただし、絶対にラグがなくなるわけではありませんので、場合によっては元の設定のほうが良いことがあります。
変更後はしっかりと測定を行い、改善されているか確認してください。
対処3:PS4などの機器を再起動
使っている機器を再起動することで、PS4のラグが解消されることがあります。
PS4本体はまだしも、ルーターやONUといった機器は一度使い始めるとなかなか電源を切ることがありません。
エラーが出ていても、気づかずに使い続けている可能性があるので注意しましょう。
一度、使っている機器のすべての電源を切ることで、エラーが解消されて、ラグがなくなることがありますので試してみてください。
■ルーターの電源を切る順番
- PS4本体
- ルーター
- ONUなどのモデム
電源を切り終えたら、15分くらい放置してから、再度電源を入れるようにしましょう。
対処4:LANケーブルやルーターのスペック
次に、PS4のラグを解消するために、LANケーブルやルーターのスペックをチェックしましょう。
有線でPS4を使っている人は、LANケーブル、ルーターを、無線でPS4を使っている人はルーターのスペックを確認してください。
LANケーブルには、カテゴリーと呼ばれる規格があり、最低でも「カテゴリ―6」以上のものを使うのがオススメです。

何年も同じLANケーブルを使っているようであれば、カテゴリーを確認して、必要であれば新しいものを購入するようにしてください。
また、ルーターもあまりにも古いもを使っていると、PS4を遊んでいてラグが起きることがあります。
【重要】オンラインゲームのラグはLANケーブルの種類で激変する!?
もしも無線でPS4をやりたいという人は、ゲーミングルーターのようなゲーム専用のルーターを使うのもラグを解消させるのにオススメな方法です。
対処5:回線を乗り換える
PS4がラグいときの、もっとも効果的な方法は回線を乗り換えてしまうことです。
時間も手間もかかることなので、最終手段だとは言えますが、上記の対処法を試してみても、ラグが改善されないようであれば、他回線も検討してみてください。
独自回線系 | |
---|---|
![]() NURO光 ![]() |
オススメ度★★★★ 最大2Gbps |
![]() auひかり ![]() |
オススメ度★★★☆ 独自回線で高速 |
電力会社系 | |
![]() ![]() |
オススメ度★★★★ 関西エリア限定 |
![]() コミュファ光 |
オススメ度★★★☆ 東海・中部エリア限定 |
光コラボレーション | |
![]() ドコモ光 ![]() |
オススメ度★★★☆ プロバイダが重要 |
![]() ソフトバンク光 ![]() |
オススメ度★★★☆ スマホとのセット割 |
フレッツ光 | |
![]() |
オススメ度★★☆☆ 契約者が多く混線しやすい |
オススメなのは、独自回線系と、電力回線系のサービスです。
フレッツ光と光コラボは、同じ光回線網を共有しているために、時間帯や環境によっては速度低下が起きやすいと言えるでしょう。
そんな中でも、ドコモ光はプロバイダを GMOとくとくBB
にすれば、それなりに安定した速度が期待できます。
独自回線系、電力回線系のサービスは提供エリアが限定的ですので、もしもエリア外であった場合は、ドコモ光など光コラボも検討するようにしてください。
PS4がラグいときの乗り換え先のトップ3
オンラインゲームをする上で、オススメの光回線については、別記事「オンラインゲームに最適なネット回線の選び方!」でも解説しています。
このページでは、PS4でラグが発生しにくい、高速で安定した光回線トップ3を源信しました。
第1位 |
---|
![]() ![]() |
最大速度 平均速度 平均Ping値 |
第2位 |
![]() ![]() |
最大速度 平均速度 平均Ping値 |
第3位 |
![]() ![]() |
最大速度 平均速度 平均Ping値 |
前述したように、独自回線系と電力回線系の平均速度と平均Ping値が、おおむね良い数字を出していてオススメです。
しかし、フレッツ光の設備を利用した光コラボである、ドコモ光もPS4を快適にプレイするには十分な速度を出していると言えるでしょう。
また、近畿エリア限定ではありますが、eo光も速く、安定した通信速度で、ゲーマーから高い評価を受けています。
近畿エリア限定 |
---|
![]() ![]() |
最大速度 平均速度 平均Ping値 |
第1位:NURO光(最大2Gbpsの超高速インターネット)
最大速度 | 最大2Gbps |
---|---|
実測値 |
下り:449.56Mbps |
月額料金 | 5,217円 (戸建てマンション共通) |
特典 | 45,000円キャッシュバック |
申し込み | NURO光公式ページ
![]() |
■NURO光ってこんな回線
- 通常プランで最大2Gbpsの回線速度
- e-sportsの公式大会で採用される信頼性
- いまならキャッシュバック45,000円
NURO光は通常プランで、最大2Gbpsを誇る光回線です。
ダークファイバーと呼ばれる、使われていなかった光回線を有効活用し、G-PONと呼ばれる技術によって高速通信を可能にしました。
最近では、最大6Gbpsや10Gbps、提供エリアは局所的ですが、最大20Gbpsのサービスまで登場しています。
宣伝に「世界最速!」という言葉を使っているだけあり、PS4を含め、多くのオンラインゲーム愛好者から高い評価を受けていると言えるでしょう。
また、e-sportsの公式大会でも採用されるほどに信頼感抜群の光回線でもあります。
ただ、提供エリアが限られているのが唯一のデメリットです。
【北海道エリア】
北海道
【関東エリア】
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【九州エリア】
福岡県、佐賀県
※一部地域を除く
NURO光公式ページから提供エリア検索を行い、もしもお住まいの場所が、提供エリアならば、
「ラッキー!」
と、思って申し込みを検討しても良いでしょう。



第2位:auひかり(独自回線で安定した速度を実現)
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
実測値 |
下り速度:371.11Mbps |
月額料金 | 戸建て:5,390円~ マンション:4,180円~ |
特典 | 月額大幅割引(総額) 戸建て:85,784円 マンション:78,120円 |
申し込み | プロバイダ So-net
![]() |
■auひかりってこんな回線
- 独自回線で安定して速い通信速度
- auスマホとのセット割がお得
- キャンペーンの還元率が他回線を圧倒
auひかりは、大手通信会社であるKDDIが提供している光回線です。
NURO光と同様に、独自回線を使ったサービスで、速度に定評があります。
提供エリアも、NURO光やeo光よりは広く、契約できる確率は高いと言えるでしょう。
また、auひかりの強みは、auスマホとのセット割であるauスマートバリューが適用されることがです。
契約者と、契約者の家族でauスマホを使っていれば、最大10台までが月額最大1,100円割引されるため、かなりコスパが良いと言えます。
また、新規申込者に対してのキャッシュバックなどのキャンペーンが充実していることでも人気です。

auひかりの申し込みは多くの代理店から行うことが可能です。
しかし、中には悪質な代理店もあり、キャッシュバックを受け取るための条件が厳しかったり、受取手順が複雑だったりするところもあります。
その点、So-netは、auひかりのプロバイダーという安心感と、自動的に月額料金が大幅に割引されるため人気です。
キャッシュバックを受け取れるよりも、還元率も高く、絶対に損をしないため検討してみても良いでしょう。



第3位:ドコモ光(全国の90%以上をカバーした光コラボ)
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
実測値 |
下り速度:212.65Mbps |
月額料金 | 戸建て:5,720 マンション:4,400円 |
特典 | 最大20,000円キャッシュバック |
申し込み | GMOとくとくBB
![]() |
■ドコモ光ってこんな回線
- IPv6で速度遅延を軽減している
- フレッツ光や光コラボからの乗り換え◎
- 日本全国90%以上の地域で利用可能
ここまでで紹介した、NURO光、auひかりは、提供エリアが限られています。
「提供エリアなら契約したいよ!」
と、思っている人も多いと思います。
しかし、そればかりはエリアが広がるのを待つしてかりません。
なので、そういう人は全国の90%以上をカバーしている光コラボを契約しましょう。
フレッツ光と同じ光回線網を使っている光コラボであれば、ほぼどの地域にお住まいであってもインターネットを使うことが可能です。
フレッツ光系の光回線は、利用者が多いことからPS4などでラグが起きやすいと言われています。

しかしそんな中でもドコモ光であればその心配を最小限するできるかもしれません。
ドコモ光は、NTTDOCOMOが提供する光コラボで、20社以上あるプロバイダーから1社を選ぶ必要があります。
多くのプロバイダーで高速通信を謳っていますが、中でも速度にこだわりがあるプロバイダは、 GMOとくとくBB
です。
ドコモ光のプロバイダーであるGMOとくとくBBは、速度に自信があります。
V6プラスに対応していて、時間帯などによる回線の混線を少なくしていますし、公式ホームページでは最近の実測値平均を堂々と公表している点も好感が持てるでしょう。





近畿エリア限定:eo光(関西で圧倒的な人気を誇る!)
最大速度 | 最大1Gbps |
---|---|
実測値 |
下り速度:372.41Mbps |
月額料金 | 戸建て:5,448円 ※1年間は3,248円 マンション:5,134円 ※1年間は2,776円 |
特典 |
|
申し込み | eo光公式ページ
![]() |
eo光は関西電力系の光回線網を使った、関西エリア限定の光回線です。
関西エリアのみの提供であるにも関わらず、その人気は圧倒的で、全国シェア4位を誇っています。
「利用者が多いと、混線して遅くなるんじゃ?」
と、心配になるかもしれませんが、eo光は、光回線の設備とプロバイダーを一括管理しています。
そのため、契約者が増えてきて遅延が起きそうな地域をいち早く察知し、設備の増強をすることが可能です。
eo光は通常プランでは最大速度1Gbpsですが、別記事「eo光の10ギガ/5ギガって実際どうなの?」で詳細を説明しているように、最大5Gbps、10Gbpsといった超高速コースも提供を開始しています。
NURO光と同様に、もしも提供エリア内にお住まいであれば、検討してみても良いでしょう。

eo光は、はじめての契約者にむけたキャンペーンが充実していて、1年間の月額料金が2,200円割引されます。
また、他社から乗り換える際にかかった違約金や工事費残債を最大50,000円まで補填してくれるキャンペーンもうれしいです。



PS4のラグについてよくある質問
最後に、PS4のラグに関連したよくある質問をまとめました。
ラグが起きる原因は千差万別とも言えるので、もしも当てはまる項目がありましたら、参考にしてください。
オフラインなのにPS4がラグいのなんで?
オンラインでないのに、つまりオフラインなのにPS4の動作に不具合が発生することがあります。
ラグと似てはいますが、おそらくPS4が重くなっているのが原因でしょう。
オフラインなのにPS4の動作に違和感がある場合、考えられる原因は以下の通りです。
■PS4が重い原因
- PS4本体やコントローラーの不具合
- データ容量がいっぱいで重くなっている
PS4本体やコントローラーの不具合の場合、オンラインであってもオフラインであっても、動作に問題が起きるはずです。
また、データ容量がいっぱいの場合も、同様にオンラインでも動作に問題が出てくることがあります。

PS4はパソコンと同じで、データ容量が決まっていて、上限に近づくと徐々に動作は重くなっていくので注意してください。
もっとも効果的な対策方法としては、遊ばなくなったゲームのデータを消すことです。
PS4のゲームをダウンロードして遊んでいる場合、ゲームのデータを消さないと、どんどんデータ量が増えていきます。
基本的には、遊ばなくなったゲームはどんどん消去するようにしてください。
ある程度、データ容量に余裕がある状態を保つことが大切です。
PS4だけがが遅くなる原因は?
通信速度やPing値を調べてみても、問題ない。
さらに、パソコンでゲームをしたり、動画を見たりするときには問題ないという人もいるでしょう。
つまりPS4だけが遅く、ラグい状況ということです。
考えられる原因は、オフラインでPS4が遅くなる原因と同じ可能性があります。
PS4本体やコントローラーの不具合、またはデータ容量がいっぱいで動作が重くなっていないか、まずは確認しましょう。
それでも改善されないようであれば、以下の点をチャックしてください。
■PS4だけが重いときのチェック項目
- PS4で利用しているLANケーブルのカテゴリー(最低でも「カテゴリ―6」以上)
- 無線の場合は有線への接続に変更
とくに無線でPS4を使っている場合は、注意が必要です。
ルーターとの位置や、設定のしかたによって速度低下が起きることがあります。
「PS4、遅いな…」
と感じたらとりあえず有線に変更してみてください。
現在のMTU値を確認する方法はあるの?
前述したようにPS4は、MTU値を変更することでラグが解消されることがあります。
ただし、適切なMTU値を入力しないと、逆に速度を低下させてしまう可能があるので、注意してください。
すでに示したように、代表的な光回線のMTU値は以下の通りです。
回線 | MTU値 |
---|---|
フレッツ光 | 1454 |
光コラボ | 1454 |
V6プラス通信 | 1460 |
auひかり | 1492 |
NURO光 | 1500 |
もしも上記に含まれていない回線を使っている場合、自分でもMTU値を調べたいという人は、「speedguide」というページで簡単に調べることができます。
サイトにいったら、すぐに「MTU=〇〇」と数値を表示してくれるので便利です。
まとめ:PS4がラグいときの原因と対策
PS4で遊んでいて、ラグが発生したときに考えられる原因は以下の3通りです。
■PS4がラグい原因
- ゲームやサーバー側の問題
- ネットの通信速度が遅い
- Ping値が高すぎる
原因1は、ユーザー側ではどうすることもできないので、復旧を待つしかありません。
原因2と原因3は、同じ対処法を行うことで、改善される可能性が大きいです。
■PS4がラグいときの対処法
- PS4のDNS設定の変更
- PS4のMTU値を設定を変更
- PS4などの機器を再起動
- ケーブルやルーターのスペック
- 回線を乗り換える
とくに対処5の「回線を乗り換える」が、根本的な解決方法だと言えるでしょう。
もしもPS4のラグで困っている人は、このページの対処法を使って、快適なプレイ環境を手に入れるようにしてください。
![]() |
![]() |




