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夜にネットが遅い!繋がらない!?意外な原因と改善策を教えます
夜にネットを利用していると、『あれ?全然動かない…』という経験はありませんか?
オンラインゲームや動画の視聴など、日中でも重くなってしまうサービスはもちろんのこと、通常のWEBページの閲覧であっても、夜ではスムーズに見れないことがあります。
なぜ、夜になるとインターネットは遅くなってしまうのでしょうか。
このページでは、夜になるとインターネットが遅くなってしまう原因と、改善策について解説していきます。
そもそも何故インターネットは遅くなる?
インターネットが遅くなる原因は、色々な理由が考えられます。
回線事業者(※NTT、KDDIなど)やプロバイダといった、提供側のシステム障害などで遅くなってしまうこともありますが、原因の多くは自分自身のインターネット環境が適切では無い場合がほとんどです。
『快適にネットが使える通信速度の目安は?』でも解説していますが、近年オンラインゲームや動画サービスなど、大容量のサービスが普及しているため、通信速度は実測値で100Mbos前後が理想的と言われています。
時間帯に関係なく通信速度が遅かったり、オンらゲームがラグるなどという人は、現在どれくらいの通信速度なのかを計測してみた方が良いでしょう。
なお、計測した結果、通信速度が極端に遅い場合でも、これから解説する方法で改善される可能性はあるため、参考になれば幸いです。
- 通信速度測定サイト⇒Fast.com
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夜になると通信速度が遅くなる2つの原因
なぜ、夜の時間帯では通信速度が遅くなるという現象が起きてしまうのでしょうか。
その原因は大きく分けると2つ考えられます。
■夜にネットが遅くなる2つの原因
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【夜遅くなる原因1】ネット利用者が増えることで回線が混雑する
夜間に通信速度が落ちる1番の原因は、ネット利用者の増加です。
一般的に、自宅に帰宅してからインターネットを利用する方が多いため、夜の時間帯は日中よりもネット利用者が増えます。
総務省が調査したデータにおいても、19時~23時の時間帯は日中の1.5~2倍の利用者となっているため、ネット回線が混み合うのは当然です。
▲平日、土日に関係なく夜間利用者は多い
※参考:総務省インターネットトラヒックの現状
増加率だけで見ると、夜は日中の1.5~2倍になるため、『それしか増えてないの?』と感じてしまいがちですが、利用者の規模は10人や20人ではありません。
数千、数万人の単位でインターネットを利用している人はいるため、夜間に増加しているネット利用者の数は恐ろしい人数になっているはずです。
▲夜間のネット利用者の人口はヤバい…
また、マンションなどの集合住宅では、光回線など建物に取り付けられている1つの設備を、すべての部屋で共有して利用するため、もともと回線の混雑は起きやすい性質があります。
さらに、夜間に利用者が急増することが重なり、『マンションだと夜ネットが遅い!』といったクレームが起きやすいのです。
このような夜間の利用者増加による回線混雑の問題は、年々大きくなっている傾向にあるため、しっかりとした対策をとらないと悪化し続けるかもしれません。
【夜遅くなる原因2】家電から出る電波が影響
夜は夕飯を作ったり、テレビを見たりと様々な家電を使用します。
例えば、料理で電子レンジやIHクッキングヒーターなど、日常的にたくさんの家電を使用しているはずです。
意外かもしれませんが、こういった様々な家電からは常に微弱な電波が出ています。
▲家電の電波はネット遅延の原因に…
※参考:電磁界情報センター
この家電から出ている微弱な電波が、Wi-Fi(無線接続)の電波に干渉してしまい、ネットが遅くなってしまう原因になるのです。
もちろん1日中、何かの家電は動いていると思いますので、少なからず常に電波の影響を受けているのは間違いありません。
しかし、使用する家電の数が増える夜は電波干渉が大きくなり、インターネットの速度が不安定になりがちです。
▲電子レンジの電波干渉は有名です
特に、2.4GHz帯という周波数帯域でWi-Fiを利用している人は、家電からの電波干渉を受けやすいので通信速度が遅くなってしまう傾向にあります。
また、マンションなどの集合住宅では違う部屋の家電が影響することもあり、宅内の家電がすべての原因とは限りません。
近隣の電波干渉を完全に解消するのは難しいですが、宅内の家電による電波干渉が大きいようであれば、ある程度自分自身で対策は取るべきでしょう。
夜でも快適にネット使うための改善策
夜間にインターネットが『遅くなる』『繋がらない!』といった原因について解説しました。
どちらの原因においても、自分で対策するには難しそうですが、何も改善策が無いというわけではありません。
ここでは、夜間でもインターネットを快適に利用するための対処法を解説します。
【改善策1】5.0GHz帯域のWi-Fiを利用する
無線を利用している方限定ですが、Wi-Fiを5.0GHzの帯域で利用してみましょう。
基本的に無線ルーターには、2.4GHz、5.0GHzという2種類の電波が飛ばせるようになっており、5.0GHzは家電から出る電波などの影響を受けづらいと言われています。
ただ、5.0GHzは壁など、障害物の影響を受けやすいという点が弱点です。
例えば、1階に無線ルーターを設置して、2階でインターネットを利用する場合などには向かないかもしれません。
5.0GHzを利用する時は同室内などで、出来るだけルーターと近い距離でインターネット使用することで、夜間でも快適に繋がる可能性があります。
ただ、型が古すぎる無線ルーターでは、5.0GHzが利用出来ないタイプもあるので、まずは自分のルーターが5.0GHzに対応しているのか確認しましょう。
なお、家電の電波干渉を回避するのであれば、1番の対策は有線接続に切り替えることです。
有線接続は、物理的に直接接続するため周囲の影響をほとんど受けません。
ルーターと近い位置でインターネットを利用しているのであれば、有線接続への切り替えが最も効果的でしょう。
【改善策2】ルーターの設置場所を変える、アルミホイルを使う
ルーターの設置場所を変えてみるのも1つの方法です。
ルーターを家電などが少ない場所に置いてみたり、高い位置にしてみるなど、設置場所を変更するだけで、夜間のネット接続がスムーズになる可能性があります。
また、意外なものとしては、ルーターの周囲をアルミホイルを貼った段ボールなどで囲う方法です。
▲こんな感じです
アルミホイルを貼った段ボールで、ルーターを囲うことによって、家電などからの電波干渉を防ぐことが出来ます。
【改善策3】通信速度が安定したネット回線を使う
夜間に快適な通信をするには、速度が安定したネット回線が必須です。
もともと通信速度が遅いネット回線では、夜間の混雑時にはさらに遅くなる可能性が高くなります。
基本的に、主流の光回線は、ネットワークの仕組み上、1つの設備を複数の世帯で共有するため、利用者が増えると速度が遅くなってスムーズに使うことが出来ません。
▲光回線の多くの世帯で設備を分け合っています
しかし、光回線のなかには設備を共有する人数を少なくし、回線混雑を防ぐ仕組みをとっているサービスが存在します。
▲NURO光やauひかりの設備
一般的な光回線では、1つの設備を共有できるギリギリの人数でシェアするため、ネット利用者が増える夜に繋がりにくくなってしまいますが、NURO光やauひかりは1つの設備を余裕ある人数で共有します。
そのため、他社の光回線に比較して回線混雑が起きにくいのです。
特にNURO光は、世界最速とも言われる最大2Gbpsの通信速度を誇るため、夜間の通信速度で悩んでいる方にはピッタリの光回線と言えるでしょう。
▲テレビCMでもお馴染み!
最大2GbPs NURO光
ただ、『NURO光の提供エリア注意!!』でも解説していますが、NURO光は関東・東海・関西・九州(福岡県、佐賀県の一部)でしか利用できません。
その点、auひかりは最大速度はNUROひかりには及ばないものの、光回線の中では速度が出やすく、回線の安定性も高いにも関わらず、提供エリアは全国規模で利用できます。
ネット回線の見直しを考えるのであれば、関東・東海・関西・九州の一部⇒NURO光、それ以外の地域⇒auひかりを優先的に検討して損は無いでしょう。
回線 | 料金 | 最大速度 | キャンペーン特典 | |
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詳細 | |||
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詳細 |
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【改善策4】LANケーブルやルーターなどの交換
簡単に改善できる方法として、LANケーブルやルーターなど周辺機器の交換があります。
『オンラインゲームのラグ解消法!』でも詳しく解説していまうすが、夜間に通信速度が遅かったり、オンラインゲームがラグいといった際は、周辺機器の交換を試してみるのがベストです。
特に、LANケーブルにはカテゴリという規格がるため、適切な規格のケーブルを利用していないと、速度が遅くなってしまう原因に繋がります。
詳しくは『有線でオンランゲームが遅い原因と解決策』でも解説していますが、有線接続をしている場合はLANケーブルのカテゴリが非常に重要なポイントになるでしょう。
また、ルーターも古いタイプを使用していると、不安定な通信の原因になるため、5年前後を目安に交換するのが推奨されています。
周辺機器のチェックは、手軽にできる通信速度の改善策になるため、『夜だけ遅いなぁ…』という方は、1度確認していみるのが良いでしょう。
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まとめ:夜間の通信速度が遅くなる原因と改善策
夜になるとインターネットが遅くなったり、繋がらなくなる原因について解説しました。
夜間に通信速度が大きく低下する1番の原因は、同じ時間帯の利用者の増加による回線の混雑です。
また、利用中のインターネット環境が原因の場合もあるため、『遅いなぁ…』と感じたら、まずは周辺機器に問題が無いか確認してみましょう。
そもそも利用中のネット回線が遅いサービスであった場合は、多少手間はありますが、通信速度が優れているネット回線への乗り換えを前向きに検討することをおススメします。
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