NURO光の工事はマンションタイプでも遅い?工事の流れを詳しく解説

NURO光のマンションの工事について

NURO光は、最大2Gbpsという速度を誇るインターネット回線です。

ホームタイプとマンションタイプに分かれていて、導入には工事を必要とします。
しかし、マンションタイプはプランが「NURO光通常プラン(旧マンションミニ)」「NURO光 for マンション」の2つに分かれ、それぞれ工事の内容が違うため確認が必要です。

このページでは、NURO光のマンションタイプの工事についてまとめました。

マンションなどの集合住宅にお住まいでNURO光の導入を検討している人はぜひ参考にしてください。

NURO光とは?マンションタイプは2種類ある!

NURO光のマンションプランは2つある

NURO光は大手プロバイダであるSo-netが運営する、高速光回線サービスです。

月額5,217円で、最大2Gbpsの回線速度があるのでかなりコスパは良いと言えるでしょう。
提供エリアも順次拡大していて、いま注目の光回線だと言えるでしょう。

■NURO光マンションタイプの概要
  NURO光通常プラン
(旧マンションミニ)
NURO光 for マンション
最大速度 最大2Gbps
(1本の光回線を専有)
最大2Gbps
(1本の光回線を複数世帯で共有)
月額料金 5,217円 2,090~2,750円 ※同建物内での契約者数に応じて変動
契約期間 2年 2年
工事費 44,000円 44,000円
工事内容 宅内工事のみ 宅内工事と屋内工事の2回

冒頭で説明したようにNURO光のマンションタイプは、「NURO光通常プラン」と「NURO光 for マンション」の2つに分かれています。

NURO光通常プランのほうは、お住まいの部屋へとNURO光の光回線(光ファイバーケーブル)を分岐させることなく引き込むため、サービス内容はNURO光のホームタイプと同じです。

一方、NURO光 for マンションは、建物にNURO光の設備が導入されていることが条件で、1本の光回線を同マンションにお住まいの人たちと共有します。

NURO光 for マンション▲NURO光 for マンションを契約できる建物かどうかは、 NURO光の公式ホームページ で確認できる!

NURO光 for マンションは、月額料金がかなり抑えられる反面、1本の光回線を複数の世帯で共有することから、利用者の多い時間帯によっては速度が低下することもあります。

NURO光通常プランの方は、1本の光回線を1世帯で専有するため、速度低下は起きにくいといのが特徴です。
現在、NURO光通常プランの導入には、階数制限のようなものは設けられていません。

もしも速度にこだわってNURO光の導入を検討している人は、NURO光 for マンションではなくてNURO光通常プランのほうを検討しましょう。

どちらのプランを導入するにしても、工事は必要ですので、それぞれの工事がどのように行われるか知っておくと安心です。

NURO光通常プランの開通工事

NURO光マンションミニの開通工事について

NURO光通常プランは、前述したように1本の光回線を1世帯で専有します。
工事の内容としては、以下の通りです。

  1. 宅内工事
    MDFから家の中に光回線を引き込み、光コンセントを設置
  2. 屋外工事
    最寄りの電柱から光回線をMDFに接続

NURO光通常プランの工事は、屋内工事と屋外工事の2回にわけて行われます。

NURO光のマンションミニ工事

MDFというのは、ほとんどのマンションで設置されている配電盤が収納された箱のことです。
共有部とも呼ばれ、インターネット回線や、電気配線などを一度集めて、各戸へと振り分ける役目があります。

【1】宅内工事はSo-netが担当

宅内工事は、NURO光を運営しているSo-netが担当し、家の中へも業者の人が入りますので、立ち合いが必須です。

まず、MDFからお住まいの部屋へと光回線(光ファイバーケーブル)を引き込みます。
その後、引き込んだ光回線を家の中で接続できるように、光コンセントを設置して完了です。

光コンセントとONU▲光コンセントとONUの一例

このとき、NURO光ではONUと呼ばれる、光信号をデジタル信号に変換する機器を設置し、接続してくれます。

MDFがない建物の宅内工事は?

戸数が少ない集合住宅などの場合は、MDFが設置されていないことがあります。

その場合は、光回線を直接部屋へと引き込むことになり、工事の内容が変ってくるので注意しましょう。

MDFがない集合住宅の宅内工事では、建物外壁に光キャビネットというちいさな箱が設置されます。

光キャビネット▲光キャビネットの設置例

この光キャビネットが、のちのち屋外工事によって電柱から引き込まれた光回線を接続する中継地ということです。

光キャビネットから、宅内へと光回線を引き込み、光コンセントとONUを設置して終了します。

外壁の光キャビネットから宅内へ光回線を引き込む際に使われるのは、電話線の通っている配管や、エアコンダクトの脇などです。

まれに外壁に穴をあけて、引き込まなければいけないことがありますが、その場合はボールペンの太さくらいの小さな穴をあけます。

また、光キャビネットの設置には、3か所のビス止めが必要です。

【2】屋外工事の当日も立ち合いが必要

2回目の工事である屋外工事ですが、家の中での作業はありませんが立ち合いが必須です。

家にいればいいだけですが、なにか問題があった場合にすぐに対応できるよう待機しておきましょう。
屋外工事はNTTが担当し、最寄りの電柱から光回線を引き込み、MDF内で接続してくれます。

屋外工事の流れ

  1. 電柱から光回線を引き込む
  2. 引き込んだ光回線をMDFでつなげる

MDFへと電柱から引き込んだ光回線を接続する際に、光回線を固定するために、引留金具を設置することがあるので注意しましょう。

NURO光屋外工事の引留金具▲引留金具

すでに引留金具が設置されているマンションも多いですが、場合によってはビスを使って金具を設置することがあります。

MDFがない建物の屋外工事は?

前述したように、MDFがない建物の場合は、宅内工事のときに光キャビネットという小さな箱を外壁に設置しています。
MDFがない建物の屋外工事は、電柱から引き込んだ光回線を光キャビネットへと接続する工事が行われるわけです。

やはり電柱から引き込んだ光回線を固定するために、引留金具を設置することがあるので覚えておきましょう。

工事が遅いのは2回目の屋外工事のせい?

NURO光通常プランは、宅内工事と屋外工事の2回にわかれています。

「NURO光の工事って遅いってきいたけど…」

と、口コミなどで知っている人も多いかと思いますが、実際その通りです。
公式ホームページでは、現在の開通までの目安を記載していますが、早くても1ヶ月~2ヶ月はかかると思ったほうがいいでしょう。

NURO光の開通までの目安NURO光の公式ホームページより

開通まで時間が必要な理由は、2回目の屋外工事が行われるのが遅いからです。

NURO光の公式申し込みページから申し込みをすると、宅内工事の実施希望日を選択することができます。
そのためSo-netが担当する宅内工事は比較的すぐに行われますが、NTTが担当する屋外工事は宅内工事が終わったあとでないと実施されません。

このNTTの工事日が決まるのに、1ヶ月ほどの時間がかかるのです。
So-netがすべての工事を行わず、会社間でやりとりが発生するために、この時間がかかるのでしょう。

時期によって工事をいつまで待つかは違いますが、こればかりは気長に待つしかありません。

開通まではモバイルWi-Fiを格安で借りられる

NURO光では、開通までに時間がかかることを考慮して、申し込みから開通工事が完了するまでのあいだ、高速モバイルWi-Fiを格安で借りられるサービスを実施しています。

NURO光の格安Wi-Fi▲NURO光への申し込みでWi-Fiレンタルが特別価格!

初月980円で利用でき、それ以降は1日32円です。

返却もポストやコンビニから簡単にでき、かなり便利だと言えるでしょう。

格安Wi-Fiの申し込みは、NURO光を申し込みした人を対象にメールで案内をしています。
必要な人は、メールから申し込みをするようにしてください。

工事ができないケースもある!

NURO光の工事ができないケース

NURO光通常プランは、基本的に提供エリア内であればどのマンションでも導入ができます。
マンションにNURO光の設備が導入されていなければ契約できない、NURO光 for マンションとは違い、NURO光通常プランは直接光回線を部屋へと引き込むためです。

しかし、場合によっては工事ができないケースが発生します。
工事ができるかできないかは、申し込みをしてからでなければ分からないのですが、どのような場合だと工事ができないのか知っておきましょう。

そもそもNURO光の提供エリアではない

NURO光の提供エリアは現在のところ、以下の地域です。

【北海道エリア】
北海道

【関東エリア】
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】
広島県、岡山県

【九州エリア】
福岡県、佐賀県

※一部地域を除く

順次拡大しているようですが、まだまだ限定的だと言えるでしょう。
当然ですが、提供エリア外にお住まいであれば、NURO光は利用できません。

また、提供エリアとして表記があっても、地域によってはNURO光が利用できないことがあります。

エリアの検索については、 NURO光の公式ホームページ から簡単にできますので利用しましょう。

MDFの配電盤に空きがない

先に説明したように、MDFは配電盤を収納している箱のことです。

マンションなどの集合住宅の場合、このMDFに光回線を経由して、各戸へと配線するわけですが、稀にMDFに空きがないことがあり、工事ができないことがあります。

多くの建物では、建物の戸数よりも多めに、光回線を接続するポートを用意しているのですが、1世帯で複数の回線を契約していることがあり、そのような場合はMDFが満杯で工事ができないわけです。

MDFの空き状況については、工事当日にしかわかりません。
もしもいっぱいであれば、「今日は工事ができません」と業者の人に言われ、改めて担当者から連絡がきます。

物理的に光回線の引き込みができない

NURO光は、NTTが未使用の光回線をレンタルして、サービスを行っています。

その関係で、提供エリア内であっても、建物から一番近い電柱から光回線が引き込めないこともあるでしょう。

場合によっては電柱から建物まで距離があり、私有地などを通過しなければいけないケースも出てきます。

また、建物の位置関係や、MDFの位置関係、配管がつぶれているなど、不測の事態も絶対ないとは言い切れません。
NURO光としては、新規契約をして欲しいわけですから、いろいろと方策は考えてくれるはずですので、相談しながら進めていきましょう。

NURO光 for マンションは屋外工事が不要

ここまで、NURO光通常プランの工事について解説してきました。

NURO光にはもうひとつマンションタイプがあり、NURO光の設備が導入済みのマンションを対象にしたNURO光 for マンションです。

NURO光 for マンション

NURO光の設備が導入済みというのは、MDFまでの光回線工事は終了していることを指します。

そのためNURO光 for マンションの工事は、マンションの共有分であるMDFから契約の住む部屋へと光り回線をつなげることです。

つまり宅内工事だけを、NURO光 for マンションでは行います。

工事が一回だけですので、申し込みから比較的早く開通できるのが特徴だと言えるでしょう。

工事の内容は、NURO光通常プランで説明した宅内工事とほとんど同じです。
MDFから部屋へと配線を行い、光コンセント、ONUを設置します。

賃貸などで、以前の住人が設備をそのままにして退去していれば、宅内工事も不要です。
しかし工事費は、工事がなかった場合でもかかりますので注意しましょう。

NURO光の一番お得なキャンペーンはどれ?

NURO光のキャンペーン

NURO光のマンションタイプは、NURO光通常プランと、NURO光 for マンションの2種類です。
別記事「マンション版|NURO光キャンペーン比較!」でも解説していますが、どそれぞれのプランでキャンペーンの内容が異なります。

NURO光通常プランは、ホームタイプと同じキャンペーンが適用され、内容もかなりお得だと言えるでしょう。

NURO光通常プランのキャンペーンについて

NURO光を運営するSo-netが公式で実施している特典であれば、無条件で45,000円のキャッシュバックをしてくれます。

しかも、開通から6ヶ月後には登録した銀行口座に満額振り込まれるため、かなり人気です。

NURO光公式キャンペーン
  • 特典・キャンペーン
    45,000円キャッシュバック
    工事費無料 (実質)
    So-net 設定サポートサービス無料

  • 月額料金:4,743円

NURO光 for マンションのキャンペーンについて

NURO光 for マンションは、もともと月額料金がかなり抑えられていることもあるのか、あまりキャンペーンを実施している窓口はありません。

NURO光 for マンションのキャンペーン

So-netの公式では、キャッシュバックのキャンペーンを行っているようですが、25,000円と金額ではNURO光通常プランの特典よりもかなり少ない金額です。

しかし、NURO光の公式ページから申し込みを行えば、簡単な手続きだけでキャッシュバックを受け取れるのはうれしいでしょう。

  • キャンペーン:25,000円キャッシュバック
    工事費無料 (実質)
  • 月額料金:2,090〜2,750円

基本的に工事費は実質無料!

NURO光の工事費についてですが、NURO光通常プラン、NURO光 for マンションどちらの場合も44,000円です。

他社の光回線と比べると、かなり高い工事費だと言えますが、NURO光では基本的にはどこの窓口から申し込みをしても、工事費が実質無料になります。

NURO光の工事費は実質無料▲実質無料でないと工事費に44,000円もかかる!

実質無料というのは、工事費を分割して請求して、その金額と同等額を割引するという仕組みです。

NURO光通常プランであれば、工事費を30ヶ月間で分割、NURO光 for マンションであれば36ヶ月間で分割し、それと同等額を毎月の請求額から割引してくれます。

NURO光の工事費は高額ではありますが、工事費は基本的に実質無料になりますので安心しましょう。

4万円は高すぎでしょ!?NURO光の高額な工事費を無料にする方法教えます NURO光を利用する場合、[fee nuro 1]円の工事費が発生します。この工事費は一般的な光回線の工事費に比較しても割高の費用となっており、ユーザー側で全額負担するにはかなり大きい金額です。また、工事当日に穴あけ工事やNURO光でんわの同時工事など、他の作業が必... 2020-02-10

【重要】大家さんへの許可は必須?

一般的にマンションなど、世帯数が一定以上ある集合住宅であれば、建物にMDFが設置されています。
そのため、物件によっては、オーナーや管理会社へ許可がなくても、工事ができる可能性が高いでしょう。

ただ、マンションによっても対応が違います。
心配であれば、前もって、インターネットの工事を行う旨を管理会社に伝えておくことをオススメします。

インターネットはいまや、インフラの一部という認識ですので、よっぽどのことがなければオーナーや管理会社からNGが出ることはないと言えます。

ただ、アパートなどの小規模な集合住宅だとMDFが設置されていない場合があります。
その場合、アパートの外壁に光キャビネットの設置が必要となる可能性が高いです。

そのため、予め大家さんや管理会社にきちんと許可を取っておきましょう。

NURO光大家さんへの許可
▲アパートの場合は特に連絡が必要

また、許可が貰えるか心配な方は、以下の点に注意して許可をとるようにしましょう。

  1. NTTの回線を使うということ
  2. 穴あけはほとんどない
  3. 退去の際に撤去を行う

NURO光の光回線は、NTTが所有しているものです。

NTTはフレッツ光という光回線サービスも行っていますが、それで使われている回線とは別の回線をNURO光がレンタルしてサービスを行っています。

そのため、屋外工事はNTTが担当するわけです。
NURO光の工事だと言うと、「知らないな…」と思われてしまうことがあるので、「NTTの回線を使ったインターネット」と言うことで、余計な心配をかけずに済みます。

また、ほとんどの場合は穴あけはないこともしっかりと伝えましょう。
完全にないとは言えないですが、もしも穴をあけた場合も、撤去の際にキレイにパテで修復してくれます。

NUROh光の工事をするのに大家さんから許可をとるコツ 【NURO光】マンションなどの賃貸で大家さんに工事許可を貰う裏技 NURO光を賃貸で利用する場合、建物の所有者から光ファイバー導入工事の許可を貰わなくてはなりません。NURO光の工事は、他社の光回線に比べて2回工事を行う特殊な内容になり、大家さんなどに許可を貰う際はトラブルにならないよう注意が必要です。このページでは、賃... 2021-03-16

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