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ドコモ光のマンションタイプ|契約前に知っておくべき全情報を解説
ドコモ光はドコモスマホをセットで使うと、自分と家族のスマホ代が大幅に割引されます。
そのため光回線の乗り換えの際に、ドコモ光を第一候補に挙げるドコモユーザーがたくさんいることでしょう。
しかし戸建てと比べてマンションは速度低下が起きやすいため、「ドコモ光の速度は大丈夫?」と心配に思う人も少なくありません。
結論から言うと、ドコモ光はほとんどのプロバイダが高速通信IPv6・IPoEに対応済みなので、マンションでも比較的快適な速さでインターネットが利用できます。
このページでは、以下の項目を詳しく解説します。
- ドコモ光のマンションタイプの料金
- エリア検索の方法
- 回線工事の種類
- 建物の配線方式と最大速度
- 最大速度を100Mbpsから1Gbpに変更する方法
- マンションで速度が遅いときの対処法
- ドコモ光のプロバイダ
最後に高速通信IPv6・IPoEが無料で使えるプロバイダも紹介していますので、マンションの速度低下が気になる人は参考にしてみてください。
ドコモ光のマンションタイプの基本情報
ドコモ光は、戸建てタイプと、集合住宅向けのマンションタイプに分かれています。
マンションタイプは、月額料金が戸建てタイプよりも抑えられているのが特徴ですが、料金タイプが4種類あるので注意が必要です。
また、ドコモ光の提供エリアは、ほぼ日本全国どの地域もカバーしていますが、マンションタイプですと建物に設備が導入されていなければいけません。
提供エリアの検索方法についてもまとめましたので、参考にしてください。
月額料金はタイプ・プランによって違う
ドコモ光のマンションタイプの料金プランは4種類あります。
- タイプA/タイプB:
フレッツ光の通信網を使ったプロバイダ一体型のプラン - タイプC:
ケーブルテレビの通信網を使ったプロバイダ一体型プラン - 単独プラン:
光回線のみのプラン。通信網はフレッツ光
ほとんどの人が、料金が安くて光回線とプロバイダの月額料金をまとめて支払えるタイプAかタイプBを選びます。
4つの料金プランの月額料金を一覧にまとめてみました。
料金プラン |
2年契約 |
標準プラン |
---|---|---|
タイプA |
4,400円 |
5,000円 |
タイプB |
4,620円 |
5,200円 |
タイプC |
4,400円 |
5,000円 |
単独プラン |
4,180円 |
4,800円 |
すべての料金プランで申し込みの際に、契約期間を次のどちらかを選択できます。
- 2年契約:
2年おきに契約が自動更新されるプランで違約金あり - 契約期間なし:
契約期間のないプランで違約金なし
申し込みの際にキャンペーンが適用されるのが2年契約のプランで、料金も安いため、短期間で解約する予定がなければ、2年契約のプランを選んだほうがよいでしょう。
ただし、2年契約のプランは契約更新月以外に解約すると、4,180円の違約金を支払わなければなりません。
契約更新月は、契約満了月を含め2年おきに3か月間で、この3か月間に解約の届け出がないと、次の2年間の契約が自動更新されます。
【要注意】マンションで利用できないプラン
下記プランは、戸建てか一部マンションのみの提供です。
- 最大速度10Gbpsの10ギガ
- 2段定額制のドコモ光ミニ
- ドコモ光テレビオプション(NTT東日本エリアの光配線方式のマンションのみ)
ドコモ光の提供エリア検索の方法
ドコモ光は、フレッツ光の回線を委託販売する光コラボレーションですので、フレッツ光の提供エリア内であれば、ドコモ光は利用できます。
提供エリア検索のやり方は、次の手順を参考にしてみてください。
1. NTT東日本、NTT西日本のエリア検索にアクセス
2. 住所を選択して「次へ」
3. 建物形態選択で「集合住宅」を選択して「次へ」
4. 該当のマンションを選択して「次へ」
5.「フレッツ光の提供エリアです」と表示されたら、ドコモ光を利用できます。
ドコモ光マンションタイプの回線工事
ドコモ光マンションタイプの回線工事は、2種類あります。
- 派遣工事:
NTTの作業員が自宅に来て作業 - 無派遣工事:
NTTの局所内で作業
2つのうちどちらの工事になるかは、マンションの共有設備や室内の環境に左右されるため、自分では選べません。
それぞれの工事の違いや、料金、所要時間を詳しく解説します。
派遣工事は立ち合いが必須
次のいずれかに該当する人は、派遣工事が行われ、当日の立ち合いが必要です。
- マンションの共有設備にフレッツ光の光ファイバーケーブルが通っていない
- 室内まで光ファイバーケーブルが引き込まれていない
- 室内に光コンセントが設置されていない
- 転用や事業者変更のタイミングで引越しや回線種別の変更
派遣工事となった場合、次の手順で工事を行います。
■派遣工事の流れ
- 電柱からマンションの共有設備まで光ファイバーケーブルを通す宅外工事
- 共有設備から部屋まで配線や通信機器を設置する宅内工事
- 通信機器とパソコンの接続
- パソコンでインターネットの接続設定
1~2までがNTTの作業で、約1~2時間前後かかると思ってください。
すでに共有設備に光ファイバーケーブルが通っていれば、2の宅内工事だけですみます。
3と4は、利用者が自分で行う作業なので、NTTに依頼しないよう注意しましょう。
派遣工事にかかる費用を一覧にまとめてみました。
工事内容 |
工事費 |
---|---|
宅外・宅内工事 |
22,000円 |
宅内工事 |
8,360円 |
光電話や光テレビオプションを使う場合は、表の金額とは別に工事費が発生します。
詳細な費用を知りたい人は、ドコモ光工事料金シミュレーションで調べてみましょう。
無派遣工事ならすぐ開通できる
次のケースに該当する人は、無派遣工事となります。
- 現住所のまま転用、事業者変更
- すでに宅外工事と宅内工事が完了済み
NTTの局所内で工事が完結するため、回線開通日までにNTTから通信機器が送付されます。
回線開通日になったら、自分で通信機器を設置し、パソコンで接続設定を行いましょう。
設置作業は20~30分程度で、m工事費は3,300円しかかかりません。
ただし、転用や事業者変更で光回線は無派遣工事になっても、光テレビや光電話を使う場合は、工事費が上乗せされ、現地での設置工事が必要になる場合もあります。
申し込み前にドコモ光工事シミュレーションで、正確な工事費を確認しておきましょう。
ドコモ光マンションの配線方式と速度
ドコモ光の最大速度は1Gbpsですが、マンションタイプは、建物の配線方式で最大速度が異なります。
配線方式は次の3つに分類され、建物によってすでに導入されているためご自身で選ぶことはできません。
配線方式 | 最大速度 | 使われるケーブル |
---|---|---|
光配線方式 | 1Gbps | 光回線(光ファイバーケーブル) |
VDSL方式 | 100Gbps | 電話回線(メタル回線) |
LAN配線方式 | 100Gbps | LANケーブル |
電柱から建物にある「共有部」という場所までは、ドコモ光の光回線で接続されます。
違いがあるのは「共有部」から各戸へと分岐させるためのケーブルです。
では、マンションタイプの3つの配線方式や速度を詳しく見ていきましょう。
光配線方式はすべて光回線
光配線方式は、すべて光ファイバーケーブルで配線されています。
- 電柱→マンションの共有設備:光ファイバーケーブル
- マンションの共有設備→室内:共有設備の光ファイバーケーブルを分岐して敷設
宅内では以下のような配線でインターネットに接続します。
マンションの共有設備から部屋まですべて光ファイバーケーブルで配線するため、最大1Gbpsの高速通信が利用できます。
基本的な配線方法は戸建てと変わりませんが、1本の光ファイバーケーブルをマンションの他の住人と共有するため、インターネットの利用者が多い時間帯は、実効速度が遅くなりがちです。
宅内に図のような差し込み口があれば、光配線方式のマンションと思ってください。
VDSL方式は部屋までを電話回線で配線
VDSL方式では、光ファイバーケーブルと電話線で配線します。
- 電柱→マンションの共有設備:光ファイバーケーブル
- マンションの共有設備→室内:電話線
宅内の配線方法は下の図を参考にしてみてください。
共有設備から室内までの配線に電話線を使うため、最大速度は100Mbpsしか出せません。
建物の電話回線を使って配線するため、基本的に宅内の工事は必要ありませんし、あっても共有設備の配線工事ぐらいなので、無派遣工事となる場合がほとんどです。
1本の光ファイバーケーブルをマンションの全住人と共有するため、インターネットの利用者が多い時間帯の速度低下は避けられません。
それに加えて、電話線は電化製品が発する電波の影響を受けやすいため、他の配線方式と比べて速度低下が起きやすい傾向にあります。
宅内に図のような電話線のモジュラージャックがあれば、VDSL方式のマンションです。
LAN配線方式はLANケーブルで配線
LAN配線方式では、光ファイバーケーブルとLANケーブルで配線します。
- 電柱→マンションの共有設備:光ファイバーケーブル
- マンションの共有設備→室内:LANケーブル
宅内の配線方法は、下の図のようになっています。
共有設備から室内までの配線にLANケーブルを使うため、LAN配線方式の最大速度も100Mbpsまでです。
共有設備の配線工事が終わっていれば、LANコネクタとパソコンをLANケーブルでつなげば、インターネットに接続できます。
そのため光回線だけの契約なら、NTTから通信機器をレンタルする必要はありません。
一部の例外を除き、無派遣工事ですが、他の配線方式と同様に1本の光ファイバーケーブルを他の住人と共有するため、利用者の多い時間帯は速度が遅くなりがちです。
ただし、電化製品の電磁波の影響を受けないため、VDSL方式より速度が出やすいでしょう。
図のようなLANコネクタがあれば、LAN配線方式のマンションです。
100Mbpsから1Gbpsに変更する方法
マンションの配線方式は建物全体の設備なので、VDSL方式やLAN配線方式のマンション住まいの人は、基本的に最大速度1Gbpsの光配線方式に変更できません。
料金プランをマンションから戸建てに変更すれば、VDSL方式やLAN配線方式のマンションでも1Gpbsの高速通信が利用できます。
ただし、プラン変更の前に建物のオーナーや管理会社に工事の許可が必要なので注意しましょう。
戸建の回線工事は、建物の共有設備を通さずに電話の配管やエアコンダクトを経由し、直接、室内に光ファイバーケーブルを引き込むためです。
電話の配管やエアコンダクトなど光ファイバーケーブルを通す隙間がないときは、壁に1cm程度の穴を開けなければなりません。
壁に穴開けが必要か否かは、回線工事の当日に作業員が現地入りしないとわかりませんので、工事の許可をもらうときは、壁に穴が開く可能性があることも説明しておきましょう。
また、4階以上の高層階で、電柱から部屋まで光ファイバーケーブルが届かないと、工事の許可をもらっても戸建てに変更できません。
戸建てに変更すると月額料金が5,720~5,940円に値上がりすることも覚えておきましょう。
マンションで速度が遅いときの対処法
マンションは建物の配線方式や、1本の光ファイバーケーブルを他の住人と共有して使うため、戸建てと比べて実効速度が遅くなりがちです。
ドコモ光マンションで、速度が遅くて困ったときに間単に試せる対処法を3つ紹介します。
1.PC、スマホ、通信機を再起動
まずはパソコン、スマホ、Wi-Fiルーターなど通信機器の再起動を試してみましょう。
これらの通信機器は、ずっと電源をつけたままだと、以下の現象が起き、インターネットの速度に影響を及ぼします。
■インターネットの速度低下の原因
- パソコン:内部に電気が不要な電気が溜まる
- スマホ:バックグラウンドアプリの起動と不要キャッシュが溜まる
- Wi-Fiルーター:チャンネルの重複とアクセスログの蓄積
再起動すると、不要な電気の放電や蓄積されたキャッシュ、アクセスログの消去、チャネルの重複が解消されます。
2.LANケーブルを交換
LANケーブルの交換も間単に試せる手段の1つです。
LANケーブルには、カテゴリーと呼ばれる規格があります。
カテゴリーの数字が大きいLANケーブルでないと、実効速度は速くなりません。
光回線の最大速度が1Gbpsでも、LANケーブルのカテゴリー5e以上のものでないと、満足のいく速度は出ないと思ってください。
速度が出なくて困っている人は、図を参考にしてLANケーブルのカテゴリーを確認しましょう。
インターネットを使って動画をよく見る人や、オンラインゲームをする人は、カテゴリー6以上のLANケーブルに交換することおすすめします。
3.【イチ押し!】 IPv6・IPoE対応のプロバイダに変更
当サイトで一番おすすめしたい対処法が、IPv6・IPoE対応のプロバイダへの変更です。
IPv6・IPoEとは、高速通信を可能にするインターネットの最新の通信規格で、従来の通信規格IPv4・PPPoEと違い、ネットワーク終端末装置を経由せずに光回線の通信網に接続します。
速度低下が起きにくいのが特徴で、IPv6・IPoEに変更すると、実効速度がIPv4・PPPoEの約2~3倍速くなるでしょう。
TwitterでVDSL方式のマンションに住む人がIPv6・IPoE対応のプロバイダに変更して、どのくらい速度が改善されたかリアルな声を調べてみました。
うちも同じぐらい酷かったですが(VDSL方式)、IPv6を払い出してもらってIPv6を使うようにしたらVDSLながら70Mbpsぐらいは安定して出るようになったので、今のIPv4使ってるなら試してみても良いかもです。
— よしだ (@readyState__203) May 14, 2020
家の回線マンションだからVDSLしか使えないけどIPV6設定にしたら安定して90あたりの数字見えてるから一安心
— まの (@mano_san_) May 1, 2020
「10Mbps以下の実効速度が、50~90Mbpsと大幅に改善された!」と喜ぶ人の声が目立ちました。
何をやっても速度が改善しない人は、思い切ってIPv6・IPoE対応のプロバイダに変更してみましょう。
ドコモ光のプロバイダはほぼIPv6・IPoE対応!
ドコモ光の対応プロバイダは20社以上あり、ほとんどのプロバイダが高速通信IPv6・IPoEに対応済みです。
プラン |
月額料金 |
プロバイダ |
---|---|---|
タイプA |
4,400円 |
GMOとくとくBB、OCN インターネット、@nifty、BIGLOBE、hi-ho、BB,excite、楽天ブロードバンドなど18社 |
タイプB |
4,620円 |
@TCOM、AsahiNetなど6社 |
ドコモ光本体よりも、プロバイダから申し込みしたほうが、キャシュバックやWi-Fi無料レンタル、セキュリティサービスなどもらえる特典が多いです。
特にキャシュバックのあるプロバイダだと、ドコモ光本体で申し込むよりもインターネット代が最大35,000円近くお得になります。
IPv6・IPoEの高速インターネットの利用料が無料のプロバイダも少なくありません。
ただし、プロバイダごとに特典の内容はかなり差がありますので、タイプAとタイプBの主なプロバイダの特典を紹介するので、プロバイダ選びに困っている人は参考にしてみてください。
プロバイダ |
特典 |
|
---|---|---|
タイプA |
|
|
plala |
|
|
ドコモnet |
|
|
BIGLOBE |
|
|
タイプB |
@TCOM |
|
AsahiNet |
|
プロバイダの独自特典に加えて、ドコモ光公式の工事費無料キャンペーンも適用されます。
ドコモ光には月額料金の割引特典ないので、インターネット代を節約できるキャッシュバックやWi-Fiの無料レンタルが適用されるプロバイダを選ぶとよいでしょう。
IPv6・IPoEが無料で特典が豊富なGMOとくとくBB
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当サイトがマンションタイプを契約している人にオススメするのが、GMOとくとくBBです。 主なおすすめ理由は次の2つですが、その他にもお得な特典はたくさんあります。
平均実効速度は300Mbps以上の高速通信GMOとくとくBBのIPv6・IPoE通信の「v6プラス」は、無料で利用できます。 GMOとくとくBBで無料レンタルできる専用ルーターを使えば、有線接続は500~600Mbps前後、無線接続でも300~400Mbps前後と一般的な光回線の3~6倍の速さが望めます。 インターネットを使って「遅い」と感じる機会がほとんどないでしょう。 最大35,000円のキャッシュバックを含め特典が豊富特典の多さもGMOとくとくBBのおすすめしたい理由の1つです。 最大35,000円のキャッシュバックをはじめ、Wi-Fiルーターの無料レンタルや12か月間無料で使えるセキュリティサービスなどがあります。 通常、光コラボの特典は、フレッツ光の新規開通を対象としたものばかりで、転用や事業者変更による乗り換えでは新規開通ほど特典がもらえないケースが多いです。 しかし、GMOとくとくBBの最大35,000円のキャッシュバックや2,000pt分のdポイントは、転用や事業者変更の乗り換えでも全額受け取れます。
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【まとめ】IPv6・IPoEが無料で使えるプロバイダを選ぼう
ドコモ光マンションは、建物の配線方式で通信速度が変わります。
最大1Gbpsの高速通信が使えるのは、光配線方式のマンションだけで、VDSL方式やLAN配線方式のマンションの最大速度は100Mbpsです。
1Gbpsの高速通信を使いたくても、マンションの配線方式は建物全体に導入されている設備なので、簡単に変更できません。
最大速度が違っても、月額料金はタイプAが4,400円、タイプBが4,620円とどれも同じです。
料金が変わらないのであれば、IPv6・IPoEの高速インターネットが無料で使えるプロバイダを選んだほうがよいでしょう。
ドコモ光にはIPv6・IPoE対応のプロバイダがたくさんあります。
なるべく特典が多いプロバイダからドコモ光マンションに申し込んでみてください。