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【ドコモ光】マンション工事の注意点!立会いの有無や穴あけ工事必須かを分析
ドコモ光は、NTTdocomoが提供している光コラボレーションモデル、いわゆる光コラボです。
別記事「ドコモ光の料金を解説」でも解説している通り、マンションなど集合住宅にお住まいなら戸建てよりも安く利用できるため、マンションにお住いの方には特にオススメと言えるでしょう。
しかしドコモ光だけではありませんが、ネット回線を利用するには開通工事が必要です。
そのため、「マンションの工事ってどんなことをするの?」、「立会いとか穴あけって必要?」など、開通工事についてマンションならではの疑問点も多くあるでしょう。
このページでは、ドコモ光のマンションにおける工事の内容や注意点について解説しました。
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ドコモ光の2種類あるマンション工事を分かり易く解説
マンションだけではありませんが、ドコモ光の申し込み方法に2つの種類があります。
■ドコモ光の2つの申し込み方法
- 新規…
ドコモ光を新しく申し込む手続き - 転用…
現在フレッツ光利用中の方限定の簡単な乗換え手続き
新規の申込みは、ドコモ光を1から申し込むシンプルな方法です。
一方、別記事「転用のメリット・デメリットとは?」でも解説していますが、転用はフレッツ光ユーザーが簡単な手続きのみでドコモ光へ乗り換えができる方法になり、新規申込みとは全く内容が違います。
ドコモ光をマンションで利用する際、どちらの方法で申し込むかによって工事内容が大きく変わってくるのです。
新規 | 転用 | |
---|---|---|
工事種別 | 派遣工事 | 無派遣工事 |
立会い | あり | なし |
工事費 | 22,000円 無料期間あり |
無料 (※発生するケースもあり) |
1.新規申し込みは基本的に立ち合い工事あり
ドコモ光を新規申込みした場合、基本的に派遣工事が必要です。
別記事「光ファイバーのマンション・戸建て契約の注意点」でも解説していますが、派遣工事とは、NTTの局舎から自宅まで光ファイバーを引き込むための工事を指します。
ただ、マンションでドコモ光を利用する場合、まず、近くの電柱からMDFと呼ばれる電話線の集合装置に光ファイバーが導入済みでなければいけません。
マンションのMDFに光ファイバーが導入済みであれば、派遣工事によってMDFから宅内まで光ファイバーを引き込むことが可能です。
上記の図にある電柱からMDFまでの工事は、ユーザーに関係ありません。
しかし、MDFから自宅に光ファイバーを引き込む工事やONUやルーターなど機器の取り付けは家の中で作業をするため、申込者または家族の立ち合いが必要になります。
工事の日程については、ドコモ光申し込み後にdocomoから連絡が入るので、希望の日時を相談しながら決めましょう。
ただ、引っ越しシーズンなど時期によっては最短で工事可能な日程が1ヵ月先というケースも珍しくないため、「必ず希望通りにいくわけではない」という点は認識しておくべきです。
なお、以前の入居者が光回線を使用して配線をそのままにしている場合や、MDFの設備の都合により派遣工事が必要ないケースもあります。
派遣工事が無い場合は、このあと解説する無派遣工事が必要になりますが、派遣工事が不要かどうかを事前に知りたい方は、事前にドコモインフォメーションセンターへ問い合わせてみるのがベストです。
■ドコモインフォメーションセンター
- ドコモ携帯…151
(9時~20時、年中無休) - その他の電話…0120-800-000
(9時~20時、年中無休)
2.転用は無派遣工事で工事不要の可能性大!
マンションでフレッツ光を利用中のユーザーは、転用にて簡単にドコモ光を利用できます。
転用は立ち合いを必要とする派遣工事が不要で、簡単な手続きだけでドコモ光を利用する方法です。
ただし、作業員が直接訪問する派遣工事は不要ですが、NTTの局舎内で信号の切り替えだけを行う無派遣工事は必要になります。
基本的に、ドコモ光はNTTのフレッツ光の設備を丸ごと使ったサービスで、フレッツ光を利用中であれば物理的な工事をする必要がありません。
そのため、転用可能なフレッツ光ユーザーは、無派遣工事による信号の切り替えのみでドコモ光へ乗り換えられるので非常に便利です。
また、無派遣工事の場合、順調に手続きが進めばドコモ光を申込んでから最短7~10日ほどでスタートできる可能性もあるため、「早く変更したい!」といった人には快適でしょう。
利用中のONUやルーターなど機器が旧式のものであったり、マンションの設備上の問題などから、転用であっても機器の交換や派遣工事が必要となってしまうケースがあります。
転用であれば高確率で無派遣工事が可能ですが、少なからず工事不要とならないケースもあることを認識しておきましょう。
ドコモ光マンション|派遣工事の手順
ドコモ光をマンションで利用する場合、派遣工事と無派遣工事の2種類があることはわかったかと思います。
では、立ち合いが必要な派遣工事はどのような順序で工事が行われるのでしょうか。
大きくわけで、以下の順序でマンションの派遣工事は行われます。
■ドコモ光マンションの工事内容
- 最寄りの電柱からMDFへケーブルの引き込み
- MDFから部屋までケーブルを配線
- 光コンセントを設置する
- 光コンセントとONUを接続する
- 光回線の信号を確認する
1.最寄りの電柱からMDFへケーブルを引き込み
まず、行われるのが、最寄りの電柱からMDF、つまり集合住宅への共有部への光ファイバーケーブルの引き込みです。
多くの建物では、この引き込み作業は完了しています。
ただ、新築のアパートだったり、新規でケーブルの引き込みが必要だったりすれば、作業が発生するでしょう。
マンションなどの集合住宅にお住まいの人にとって、この作業は関わる必要のない作業です。
立ち合いなども不要なことが多く、すでに完了しているか、気づいたときには完了している作業だと思って良いでしょう。
2.MDFから部屋へケーブルを配線
MDF、つまり共有部まで引き込んである光ファイバーケーブルを、契約者の部屋にまで配線します。
この作業もすでに完了していることもありますが、新築のマンションなどの場合は配線作業が必要になることが多いです。
また、MDFが存在しない戸数の少ないアパートなどにおいては、電柱から光ファイバーケーブルを直接部屋に配線することもあります。
そのときは、かならず立ち合いが必要になることを覚えておきましょう。
詳しくは後述しますが、ドコモ光の工事で穴あけが発生する場合、このときです。
3.光コンセントを設置する
部屋まで配線した光ファイバーケーブルは、光コンセントを設置することで利用できるようにしまう。
最近の建物では、はじめから光コンセトが設置されていることもあり、その場合はこの手順はなくなります。
「うちは、どっちだろう?」と、疑問に思う人は、部屋に光コンセントがないか確認すればすぐにわかるはずです。
光コンセトにはいくつか種類がありますが、「光」という印字がされているのが特徴です。
4.光コンセトとONUを接続する
光コンセトを設置後、ONUを接続します。
ONUというのは、光ファイバーケーブルからやってきた光信号を、パソコン等で利用できるようにデジタル信号に変換する装置のことです。
ONUがないと、光回線のネットサービスは利用できません。
ドコモ光では、NTTが提供しているONUを設置することで、インターネットの利用ができるようにしているわけです。
「よくわからない…」と、いう人も安心してください。
ONUの設置は、工事に来た作業員が行ってくれます。
5.光回線の信号を確認する
光コンセントとONUを接続したら、最後に光回線の信号を確認します。
こちらで、しっかりと信号が来ていることが確認できたら、工事は完了です。
その後のルーターへの接続や、ルーターからパソコン、その他デバイスへの接続はユーザー自らが行う必要があります。
ルーターがなくても、ONUだけでインターネットは利用できますが、有線接続した場合のみです。
複数のデバイスを接続したり、Wi-Fiを利用したりする場合は、ルーターの用意が必須でしょう。
ドコモ光は20社以上あるプロバイダから1社を選択することができます。
選択するプロバイダによっては、ルーターの無料レンタルを行っていますので、上手に利用するのがオススメです。
OCNはNTTドコモが運営するプロバイダで、アジア圏でも最大級のバックボーンを有しています。
安定したインターネットを環境を手に入れることができますし、高性能Wi-Fiルーターも無料で貸し出してくれているのがうれしいです。
立会いがある派遣工事で穴あけ工事は必要?
ドコモ光の無派遣工事は、物理的な工事が必要ありません。
そのため、壁への穴あけ工事なども心配ありませんが、物理的な工事を必要とする派遣工事では穴あけ工事などを行うのでしょうか。
派遣工事の主な作業は以下の通りになりますが、結論として派遣工事でも基本的に穴あけ工事はありません。
ドコモ光のマンション工事は、設置済みの配管などを通して宅内に光ケーブルを引き込むため、基本的に穴あけ工事などを行う必要がありません。
ドコモ光のマンションで穴開けが必要な特殊ケース
稀に配管が無かったり、マンション自体の老朽化で穴あけ工事が必要になってしまうことがあります。
穴あけが必要な場合は、当日、作業員から事前に説明があるため、「勝手に穴をあけられるのでは…」という心配はないでしょう。
お住いのマンションの部屋に、すでに光コンセントが設置されている場合は、派遣工事が不要となり無派遣工事の対象となります。
光コンセントの有無によっては、新規申し込みでも無派遣工事が可能になるため、ドコモ光を申込む前に『光コンセントはあるか?』という点を確認しておいた方が良いでしょう。
ドコモ光のマンション工事は大家の許可は必要?
マンションでドコモ光の工事をする場合、重要なのが大家や管理会社の許可です。
転用などによる無派遣工事であれば、物理的な工事が不要のため許可も必要ありません。
しかし、新規申し込みによる通常の派遣工事を行う際は、大家や管理会社から工事に関する許可を必要とするケースがあるので注意しましょう。
もちろん、工事の許可はすべてのマンションが必要なわけではなく、必要な場合であっても基本的に穴をあけるような工事は無い旨を説明すると、高確率で許可は取れます。
ただ、大家や管理会社の都合によっては、最短の工事日に合わせられないこともあり、希望通りの日程で工事が出来ない可能性があるので覚えておきましょう。
なお、MDF(※電話線の集合装置)にカギがかかっている場合は、開錠しておかないと工事当日に作業ができません。
そのため、普段MDFにカギがかかっているマンションでは、大家などに開錠の依頼もあわせて必要になります。
MDFカギの手配や工事許可の要否に関しては、工事前にNTTやdocomo側から必要な場合のみ連絡が入るので、工事前にとくに連絡が無いときは「大家などへ連絡する必要が無い」と思って良いでしょう。
ドコモ光マンションタイプの工事費
マンションに限らず、ドコモ光を利用する場合は工事費が必要です。
ドコモ光の工事費は、申込み方法が新規・転用、または工事が派遣工事・無派遣工事なのかによって金額が変わります。
新規 | 転用 | ||||
---|---|---|---|---|---|
工事種別 | 派遣 | 無派遣 | 派遣 | 無派遣 | |
工事費 | 22,000円 | 3,300円 | 0円 | ||
事務手数料 | 3,300円 | ||||
総額 | 25,300円 | 6,600円 | 3,300円 |
前述したように申込み方法が転用だった場合、工事費は不要です。
工事も発生しないので、ドコモ光を申し込みした場合にかかる初期費用は、事務手数料だけなのでかなりお得だと言えるでしょう。
また、次項で詳しく解説しますが、ドコモ光は申し込む時期によっては、工事費が完全無料になります。
ドコモ光の工事費はキャンペーンで無料に!?
マンションでドコモ光を申込む際、新規では高額な工事費が発生します。
そのため、検討している方の中には「新規申込みだけ工事費高すぎじゃない?」と不満に思う人もいるでしょう。
しかし、ドコモ光を提供するNTTdocomoでは、公式キャンペーンとして工事費を完全無料にするキャンペーンを実施しています。
工事費が無料であるかは時期によりますので、申し込み窓口になっているプロバイダの OCN公式ページなどをこまめにチェックしましょう。
もしも、工事費が完全無料になるキャンペーンを実施しているのであれば、迷っているうちにキャンペーンが終了してしまうこともあるので注意してください。
また、別記事「ドコモ光のキャンペーンや評判を調査」でも紹介していますが、ドコモ光の申し込み窓口の中には、工事費無料とは別にキャッシュバックなど追加特典が受取れる非常にお得な窓口があります。
追加特典は、ドコモ光を取り扱っている窓口の中でも限られているため、お得度を重視される方は、キャッシュバックなどお得な特典を受取れる窓口をしっかりと選びましょう。
ドコモ光はOCN インターネットからの申し込みがおすすめ
ドコモ光は、OCNから申し込みをするようにしましょう。
当然、OCNから申し込みを行えば、プロバイダもOCNになります。
OCNはアジアでも随一のバックボーンを持っているプロバイダです。
詳しい説明は省きますが、多くのプロバイダがインターネットに接続する際に、結局はOCNのバックボーンを利用しています。
OCN インターネットのキャンペーン特典
- 10G新規:55,000円還元
転用:37,000円、事業者変更:42,000円 - 1G新規:37,000円還元
転用:32,000円
さらに、高性能なWi-Fiルーターも永年無料で借りることができます。
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【まとめ】ドコモ光のマンション工事について
ドコモ光のマンション工事について解説しました。
現在、ほとんどのマンションにはドコモ光に対応した設備を持っているため、安心してドコモ光の利用を検討して良いでしょう。
申込みの方法や宅内の環境によって派遣工事になるのか、無派遣工事になるかが決まりますが、新規でドコモ光を申込む場合は派遣工事になると考えておくのが無難です。
また、フレッツ光ユーザーが転用でドコモ光を申込む場合、無派遣工事によって簡単に乗換えできる可能性が高いため、前向きに検討して損はないでしょう。
時期にはよりますが、新規申し込みによる工事費はキャンペーンを活用することで無料にすることも可能です。この記事が、マンションでドコモ光を検討している方の参考になれば幸いです。