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NURO光の世界最速の秘密【GPON】って何?
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NURO光の最大速度は2Gbpsです。
フレッツ光や、auひかりの最大速度が1Gbpsであるのに対し、どうしてNURO光は2倍もの速度を実現できたのでしょうか。
それには、PONという技術が大きく関わってきます。
NURO光が採用したのは「GPON」という技術で、フレッツ光やauひかりで採用されているのは「GE-PON」という技術です。
同じPONを利用してはいるのですが、GPONとGE-PONでは実態はかなり異なります。
「そもそもPONって何?」
といった疑問から、「どうしてGE-PONよりもNURO光のGPONのほうが回線速度が速いの?」といった疑問まで、このページでは解説しました。
GPONの最大速度は2.48Gbps
NURO光が採用している伝送技術GPONは、「Gigabit Passive Optical Network」の略です。
現在、フレッツ光やauひかりなどが採用していているGE-PONよりも、高速でインターネット利用ができることで近年注目を集めています。
GPONの最大速度は2.48Gbpsで、GE-PONと比べるとその差はほぼ2倍です。
GPON | GE-PON | |
---|---|---|
最大速度 | 2.48Gbps | 1.25Gbps |
日本ではあまり普及しておらず採用しているのは、NURO光くらいのGPONですが、アメリカやヨーロッパなど海外ではかなり普及しています。
GPONは、「ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)」という国際的な組織が標準化した規格であるためです。
そもそも"PON"とは一体なに?
NURO光が採用しているGPONを理解するには、PONについて知らなくてはいけません。
PONとは、「Passive Optical Network」の略で、「受動光ネットワーク」と訳されます。
「意味わからん…」
となるかと思いますが、簡単に説明すると、PONは「1本の光ファイバーを複数のユーザーで共有してインターネットを利用するための技術」です。
光ファイバー1本を1人が専有して使うことを「シングルスター方式」と言いますが、そうしてしまうと月額料金が数万円かかってしまいます。
月額数万円のコストは、個人で使うにはあまりに高いです。
そのため一般的には1本の光ファイバーを複数人で共有する「パッシブダブルスター方式」が採用されています。
この複数人で1本の光ファイバーを共有する「パッシブダブルスター方式」が、つまるところPONということです。

PONにより、1本の光ファイバーを複数人で共有することで、当然コストもそれだけ下がっていきます。
デメリットとしては、複数人で共有する事での速度低下です。
32人が同時にインターネット接続をして、データの送受信を行えば、当然ですが通信速度は著しく低下するでしょう。
しかし、実際に共有しているユーザー全員が同時に通信をしない限り、大幅に速度が落ちることはありません。
インターネットに接続している間、常に大容量通信が行われている訳ではないので、複数人で共有したとしても、それほど速度は低下しないので問題ないと言えます。
NURO光をはじめ、フレッツ光やauひかりでも光ファイバーを複数人で共有することで、コストを下げて一般家庭などにもインターネットを普及させているわけです。
GPONとGE-PONはどう違うのか
PONについてはわかったかと思います。
PONとは?
1本の光ファイバーを最大32人で共有するための技術
NURO光が採用しているGPONも、フレッツ光やauひかりが採用しているGE-PONも、PONであることは変わりありません。
つまり1本の光ファイバーを最大で32人で共有しているというわけです。
しかし、PONで使われている技術が、異なり、速度に約2倍の差を生んでいます。
日本で最も普及しているGE-PONは「Gigabit Ethernet-Passive Optical Network」の略です。
GE-PONはイーサネット、つまりLANケーブルで使われる信号と同じ信号を使えるという特徴があります。

GE-PONの最大速度は前述したように1.25Gbpsです。
フレッツ光やauひかりの最大速度が1Gbpsと表記されるのは、このGE-PONの限界があるからだと言えます。
一方、NURO光が採用しているGPONは、PONではありますがGE-PONのようにイーサネットの信号を使用しません。
GPONでは、データをちいさなブロック単位に分割する独自の通信方法を使い、効率化を可能にしました。
イメージとしては、バラバラだったファイルをしっかりと箱の中へと整理して通信を行っている感じです。
なぜ、GPONが日本で普及しないのか?
現在、日本で主流であるGE-PONよりもGPONのほうが、速いことはわかりました。
では、どうして日本ではGPONよりもGE-PONのほうが普及しているのでしょうか。
結論から言えば、導入コストが膨大だからです。
同じPONではありますが、GPONはGE-PONに比べて使われている技術が複雑だと言えるでしょう。
GE-PONは比較的、通信方法がシンプルでわかりやすいため、導入がしやすいという特徴がありました。
インターネットを使う上で、GE-PONでも不便はなく、導入コストも安価なために、日本では先にGE-PONが採用されたわけです。

その後、GPONも海外での整備が整い、日本でも導入が難しくなくなったのですが、そのときにはすでにGE-PONが主流でした。
一度、導入してしてしまったGE-PONから、GE-PONへ変更することも可能ですが、日本全国に張り巡らされた設備を変えるには手間とコストがかかりすぎます。
しかも、GPONを採用したNURO光が登場したことにより、「GE-PONだと遅いのか?」と思われがちですが、実際のところはそうではありません。
比べてみれば、NURO光より遅いというだけで、フレッツ光でもauひかりでも、満足にインターネットを利用している人は大勢います。
そのため、膨大な導入コストをかけてまで、GPONを採用する利点がないのです。
現状、フレッツ光やauひかりがすぐにGE-PONをGPONを採用することはないでしょう。

NURO光の10Gプランはオーバースペック?
NURO光は通常のプランであればGPONを使った最大2Gbpsのサービスです。
しかし月額料金にプラス[tac 500]円することで最大6Gbps、プラス[1000]円することで最大10GbpsになるNURO光10Gs/6Gsというサービスも受けられます。
10Gs | 6Gs | |
---|---|---|
最大速度 | 10Gbps | 6Gbps |
月額料金 | 6,317円 | 5,767円 |
工事費 | 円(60ヶ月の分割) | |
提供エリア | 北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、東海(愛知、静岡)、関西(大阪、兵庫、奈良)、九州(福岡)の一部エリア |
さらなる高速通信を実現してはいますが、現在のところオーバースペックと言えるかもしれません。
また、提供エリアもかなり限られていますので、いまのところは最大2Gbpsの標準プランで充分だと言えるでしょう。
しかし今後、さらなる通信速度が求められていくことは間違いありません。
動画は4Kや8Kで見るのが当たり前になり、IoTの技術も日々進歩していたりします。
世界最速を宣伝文句としているNURO光にとっては、現在のところはオーバースペックであったとしても、未来を見据えてさらなる高速通信を目指しているようです。
今現在、NURO光が展開しているサービスは以下のようなものがあります。
通常プラン | 10Gプラン | 10Gs/6Gsプラン | 20Gプラン | |
---|---|---|---|---|
最大速度 | 2Gbps | 10Gbps | 10Gbps/6Gbps | 20Gbps |
月額料金 | 5,200円 | 7,128円 | 6322円 | 8,517円 |
2020年5月からは、最大20Gbpsの20Gプランも開始され、NURO光は名実ともに世界最速だと言えるでしょう。
通常プランですでに2Gbpsという高速通信を実現しているのですが、今後もNURO光は世界最速であり続けるために、さらに速いプランを発表すると予想されます。
【まとめ】GPONの未来はどうなる?XGPONとは?
NURO光では、GPONという効率の良いPONを採用したことで、最大2Gbpsという通信速度を実現しました。
月額料金も安く抑えられ、提供エリアはまだまだ限定的ではありますが、今後の拡大が期待されるでしょう。
また、2020年5月からは最大20Gbpsという驚異的な通信速度を誇る20Gプランも、東京の一部地域で開始しています。
実は、10Gプランなどで使われている技術はGPONと同じものです。
前述したように、GPONの最大速度は2.48Gbpsですが、互換性のあるXGPONや、XGSPONを採用することでさらに速度向上ができるようになりました。
XGPONのXは「10」という意味で、最大10Gbpsを実現しています。
つまりGPONは、日々バージョンアップしていると言えるでしょう。
基本的に設備はそのままで速度だけが向上する技術ですので、導入コストもさほどかからず、速度が向上したということです。
NURO光を申し込みする前の基本情報
NURO光は、いままで説明してきたGPONを使い、最大2Gbpsという通信速度を実現しました。
しかも、月額料金は5,200円と、他の最大1Gbpsの光回線よりも割安です。
最大速度 | 2Gbps |
---|---|
月額料金 | ホームタイプ:5,200円 マンションタイプ:2,090円~2,750円 |
工事費 | 44,000円(30ヶ月分割) |
事務手数料 | 3,300円 |
工事費は、他社光回線と比べると高いですが、キャンペーンを利用することで実質無料になります。
NURO光の提供エリア
NURO光の提供エリアは現在のところ以下の地域に限られています。
【北海道エリア】
北海道
【関東エリア】
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】
愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】
広島県、岡山県
【九州エリア】
福岡県、佐賀県
※一部地域を除く
今後、エリアは順次拡大していくとのことなので、現在のところ提供エリアにふくまれていない地域の人は提供を待つしかありません。
余談ですが、GPONを使ったインターネットサービスに、スターキャット光というものがあります。
名古屋限定で展開しているサービスで、最大速度も2GbpsでNURO光と同じです。
もしも名古屋にお住まいであれば、NURO光と一緒に検討してもいいでしょう。
NURO光のプロバイダはSo-net
NURO光を運営しているのは、大手プロバイダのSo-netです。
そのためNURO光のプロバイダはSo-net一択なのですが、選べないからといって心配はまったくありません。
So-netはSONYのグループ会社で、電機メーカー系のプロバイダとしては最大だと言えます。
GPONを採用したNURO光をSo-netが発表したときも、SONYが独自に光回線事業を開始したいうこともあり、海外でも注目されたほどです。
NURO光にはSo-net公式のキャンペーンがお得!
他社光回線と同様に、NURO光でも代理店がさまざまなキャンペーンを実施しています。
「NURO光の人気代理店」で説明しているように、代理店ではクレジットカードなしで申し込みができる利点がありますが、クレジットカードの登録に抵抗がない人は、NURO光の公式から申し込みするのがオススメです。
NURO光の公式キャンペーンは、オプションなどの条件なしで5,200円のキャッシュバックをしてくれます。
しかも、キャッシュバックの振り込みは開通から6ヶ月後と業界の中でもかなり早いです.
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